向日葵の種は波紋のごと実る
回答者 卓鐘
ホラー向日葵の句のコメントありがとうございます。夜でも昼でも、とにかくなんか向日葵って怖い感じだなぁと思ってもらえたら成功という句で、場面はどうでも大丈夫です。(実景は、夜の路地で近所庭先に数本あった向日葵を見て、うわ恐っと思って作句したものです。)
御句、「垂るる」の主語が、どうしても種になっちゃうので違和感が出ますね。数学科出身の僕的には自然界における「フィボナッチ数」の出現には大変惹かれるものがあるものの、なかなか伝わりづらいですよね。
向日葵のフィボナッチ数に並ぶ種
これでは、ただの事実の説明になってしまう。
・タネが螺旋状に実っている
・タネが実って頭を垂れる
を一句に入れようとすると焦点がぶれてしまうので俳句の器的にはそれぞれ一句が良い気がします。
タネの実り方で、螺旋というのも一方向だけ思うので変えてみたいところです。写真をじっとみてたんですが、螺旋というより、波紋が折り重なっているように見えたのでそんな感じの提案句を載せておきます。(原句と全然違うので例えば的な)
点数: 1
添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>
「フィボナッチ数列垂るる」で考えてたのですがこっちにしてみました。
通勤時に見かけたのですが、螺旋状だからか種が膨らみ頭が垂れると麦わら帽子みたいになるんですね。