俳句添削道場(投句と批評)

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世の中の端っこで生く蝸牛

作者 洋子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

蝸牛を自分に置き換えて詠みました。目立たぬように しずかに生きています。

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世の中の端っこに生く蝸牛

回答者 イサク

おはようございます。

なおじい様の提案「人の世」もいいなあと思ったのですが、人間主眼では季語「蝸牛」を生かせないなあと思い・・・
「隅」も良いですが、「はしっこ」の語感はなんとなく生かしたい気分・・・

とすると助詞「で」が気になりますね。
◆置かれている環境であることを主張するなら「に」
  ・世の中の端っこに生く蝸牛
◆自分の意思で端っこに生きるなら「を」
  ・世の中の端っこを生く蝸牛
◆これは蝸牛の描写であると主張するなら生きるを連体形に
 ただその場合は「はしっこ」が生きないので「隅」にした方がいいかも
  ・世の中の隅を生くるや蝸牛

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★★★★★

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「世の中の端っこで生く蝸牛」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

御句拝見しました!私はこういう視点の句大好きです!
自分の気持ちを投影させて句を詠むということです!
なので「世の中の端っこ」という措辞で十分十分伝わってくるものがあります。

でも最近俳句を勉強しながら、こういう句は
「庭の隅の紫陽花の葉のさらに隅で生く蝸牛」を見つけた!という蝸牛の描写だけに徹する方が良いのかなあと思い始めています。
それを詠んだ時に、自分に重ね合わせて、この庭の端っこの蝸牛、なんか私のこと言ってるみたいやなあ、と。そういう想像をわき起こさせられたらいいなあ、そういう気持の具現化がたくさん届くように描写できたらいいなあと。

そんなコメント書きながら、やっぱり掲句のような句が大好きなわけで。いいです!

点数: 0

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人の世の隅に暮らせり蝸牛

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。洋子様、いつもお世話になってます。

御句、ご心境お察しします。目立たぬように、ひっそりと。蝸牛は自分の家がありますし、動きが遅くても咎められることもない。ある意味うらやましい存在ですね。

御句、「生く」とは「生きる」ということだと思うのですが、今一つ不自然さが拭えず、他の言い方はないかと考えました。
また、ともすると、蝸牛だけが世の中の隅で暮らすという句と読めてしまって、蝸牛に自分を重ねていると読まれない可能性があるかもと思いました。そんなことないのであれば私の考えすぎですが。

提案句は、「世の中の」を「人の世の」として、人間世界のことを言っているのだよとにおわせます。そして、「端」は「隅」に、「生く」は「暮らせり」としてみました。

遅くとも着実な歩みと、簡単には落ちない粘りは見習わなくてはいけないですね。

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添削対象の句『世の中の端っこで生く蝸牛』 作者: 洋子
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