俳句添削道場(投句と批評)

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夏休み本気を出さぬまま了る

作者 イサク  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

そんな平均的小学生(今思いましたが「夏休みの終わり」は初秋の句ですか?)

なんだか難しかったようなので、簡易コメント
前句:大盥の鎮座ましますまくはうり
「大盥の鎮座まします/まくはうり」で切れています。助詞は「の」のままです。連体形はサ変「まする」なので区別するつもりでしたが、古語でも「ます」の形と両方あるのはさっき知りました。そこで混乱していますね。甜瓜はちっちゃいので鎮座しませんでした。

前々句:白日傘閉づや世界を染めながら
「ながら」もあり、語順が倒置されています。これが俳句でなければ、正しい語順は「世界を染めながら白日傘閉づ」。世界を染める方が先です。この句はたぶん、私の腕が足りていないです。

前々々句:窓覆う糸瓜に花の十四五六(覆ふ、が正解でした)
「六」を「ろ」と読めないと断定している方に驚きでした。学生時代、√2の語呂合わせ(ひとよひとよにひとみごろ)にも抵抗があったのでしょうか?
「花がたくさん」的に数えるのをやめるのは、つまらなくないですか? 迷ったときは面白そうな方へ寄せます(元句は「花の十二三」)。

最新の添削

「夏休み本気を出さぬまま了る」の批評

回答者 すかんぽ

添削ありがとうございました。
とっても素敵な句で、こういう流れるような、気負わない句を作って見たいものだと思います。
フェリーから見る星空にはいつも慰められていたのですが、
イサクさんはすごいですね。
まるでその場にいらしゃるような。
わたしは諸中、経験した事ですのに、句に出来なかったです。

夏休みの句、どなたにも経験があるような事ですが、本気という言葉を使って、
表現したのは面白いと思いました。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「夏休み本気を出さぬまま了る」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

いつもコメントありがとうございます。
「とらまへて」…恥ずかしい!よく知らない言葉を使っちゃダメですね(/ _ ; )
「干殺す」はお気に入りだったので、イサク様が拾ってくださって嬉しかったです。

こちらの句、私もそんなことを言いながら大人になってしまいました。
共感の句ですね。

夏休み宿題逃れ今日まで

点数: 1

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「夏休み本気を出さぬまま了る」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも丁寧のコメントありがとうございます!

大盥の、についてもよく分かりました。中七の切れなんですね。読みが浅くてすいません。勉強します!

御句、よくある夏の終わりの光景、あるあると思えます!夏休みというと少年少女だけが浮かびがちですが、われわれ大人の仕事休みを、何も起こさないまま終わっていく焦燥感なんかも同時に感じました!

このサイト、自分の句の解説することってあまりないですが、今回のイサクさんのタネアカシありがたかったです!

点数: 1

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「夏休み本気を出さぬまま了る」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

わかりやすい句でなくてはならないとは言いませんが、わかりやすくすっと入ってくる句には気持ちの良いものがありますね。とても読みの幅が多いとても良い句だと思います。

ちょっと、俺はまだ本気出してねぇんだというニートみたいな厨二病発言にも見えて面白いです。

点数: 1

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「夏休み本気を出さぬまま了る」の批評

回答者 たきさん

句の評価:
★★★★★

いつも多くのご教示ありがとうございます。沙魚の句、報告文、そうですね。詩情とは無縁の世界にいましたので、何が詩情かもよく分かっていません。できるだけ多くの俳句を読もうと思っています。
御句ですが、明日から明日からと言って結局やらなかった。私のようです。

点数: 1

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「夏休み本気を出さぬまま了る」の批評

回答者 黒猫

句の評価:
★★★★★

イサク様
こんばんは。日傘の句の添削ありがとうございます。
最初に「日傘揺るる」と言い切ってしまうんですね!
そして「笑ひあう」だと一人ではなく複数で登校しているとわかりますね。
今回もとても勉強になりました。

御句ですが、初心者の自分にもわかりやすく
詠みおわった後ニヤッとしてしまいました。

点数: 1

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「夏休み本気を出さぬまま了る」の批評

回答者 黒猫

句の評価:
★★★★★

度々すみません。マスクについての返答を忘れてしまいました。
コロナ禍が終わっても、この先夏はさらに熱くなりそうです。
将来登下校時に日傘をさすのが当たり前になるかもしれないので
マスクは入れなくてよいかなと思いました。
強引すぎですが、、。

点数: 1

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夏休み本気出さぬまま了りけり

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

イサクさん、こんばんは😊、いつもご批評ありがとうございます。
「大盥の〜」の句、中七で切れるんですね…焦点は「大盥」だったわけですね。納得しました。
掲句、「本気をださぬ」の「を」が、とても気になりますね。
私なりの感覚で変えてみましたが…
「了る」の語は、私はまだ使った事がないので、語法上どうか分かりませんが…

点数: 1

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夏休み海にも行けず終わりけり

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句・・「生る」ですか。なるほど。
御句・・プレバト流にいうとこの句の是非は中七と了るの表記ですね。
中七は映像がありませんが、人間はでてますね。だから、悪いとはいえませんが、少年の夏休みだとしたら、具体的なものが欲しいですね。了は分からないので調べて見ましたら、終わるは物事が了だから、句意から言って了を選んだことが分かりました。イサクさんらしい細やかな言葉の選択です。されど終わるでよいのでは。
で、掲句は超素朴な句になりました。

点数: 1

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「夏休み本気を出さぬまま了る」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。イサク様、いつも勉強させていただいております。

御句、面白いというか、よくある心境ですよね。最後の「了る」にイサクさんらしさを感じました。私としては本気を出す出さないより、
 夏休み何もせぬうち了りけり
です(笑)。
ところでイサク様、お忙しい中、できれば教えてほしいのですが、夏休みというと、相手が自然ではないだけに、どうしても作者の意思や感情の入った句になってしまいます。例えば
(男性の句)
 やり残し数々あれど夏休み
 子ははしゃぎ妻は憂鬱夏休み
 夏休み背広を脱げる五日間
 海か山結局映画夏休み
(女性、主婦の句)
 昼食の献立悩む夏休み
 夏休み夫送り出し子と二度寝
 美容院勝手に行けぬ夏休み
私は俳句と思って、真面目に作っているのですが、こういうのは川柳になってしまうのでしょうか?この道場に投句するようなものではないでしょうか?
一つ一つをご評価などとは申しませんが、ご指導いただけますと有難く、よろしくお願いします。

点数: 1

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「夏休み本気を出さぬまま了る」の批評

回答者 74

句の評価:
★★★★★

こんにちは。いつもコメントありがとうございます、勉強になります。
ポップコーンな波の花の句、ご指摘全部ご最もです。見たままをなるべく言葉にしたつもりですが、巌は意味深になりましたね。立巌巌というのに似た岩がゴロゴロある所に波がぶつかって波の花が…というのは俳句にするなら違う句にしないとですね。
今回は音を描写したら良かったかもと反省しています。細やかなご指摘、有難いです。

「大盥の…」ですが、鎮座していたのがタライの方だったとは!眞桑瓜の所在が分からなくなりました。もしやこの描写されているタライは食べ終えた皮を入れるための…?

夏休みの御句、そんな小学生だったなぁと思い出しました。中学に上がると宿題は最初の授業が締切と言い訳してサボりまくってました…
スっと読めてそのまま意味が通って文句なしと思います。
夏休みの終わりは俳諧的には初秋かもですが、昨今はむしろ暑さの本番くらいですよね。夏として読みたいですね。

点数: 1

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