「夏休み本気を出さぬまま了る」の批評
回答者 すかんぽ
添削ありがとうございました。
とっても素敵な句で、こういう流れるような、気負わない句を作って見たいものだと思います。
フェリーから見る星空にはいつも慰められていたのですが、
イサクさんはすごいですね。
まるでその場にいらしゃるような。
わたしは諸中、経験した事ですのに、句に出来なかったです。
夏休みの句、どなたにも経験があるような事ですが、本気という言葉を使って、
表現したのは面白いと思いました。
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そんな平均的小学生(今思いましたが「夏休みの終わり」は初秋の句ですか?)
なんだか難しかったようなので、簡易コメント
前句:大盥の鎮座ましますまくはうり
「大盥の鎮座まします/まくはうり」で切れています。助詞は「の」のままです。連体形はサ変「まする」なので区別するつもりでしたが、古語でも「ます」の形と両方あるのはさっき知りました。そこで混乱していますね。甜瓜はちっちゃいので鎮座しませんでした。
前々句:白日傘閉づや世界を染めながら
「ながら」もあり、語順が倒置されています。これが俳句でなければ、正しい語順は「世界を染めながら白日傘閉づ」。世界を染める方が先です。この句はたぶん、私の腕が足りていないです。
前々々句:窓覆う糸瓜に花の十四五六(覆ふ、が正解でした)
「六」を「ろ」と読めないと断定している方に驚きでした。学生時代、√2の語呂合わせ(ひとよひとよにひとみごろ)にも抵抗があったのでしょうか?
「花がたくさん」的に数えるのをやめるのは、つまらなくないですか? 迷ったときは面白そうな方へ寄せます(元句は「花の十二三」)。