「土用凪もそもそ肉無しのカレー」の批評
回答者 なお
こんにちは。
秋沙美様、いつも勉強させていただいております。
御句、私は最初、
土用波そもそも肉の無いカレー
と読んでしまいました。土用凪でなく土用波、もそもそでなくそもそもです(イサク様と同じ)。
そしてどういう意味と思ったかというと、これは8月半ば過ぎの海の家の情景で、もう土用波が立って海水浴客もいやしない。昼飯タイムになった。カレーでも食うか。そもそも海の家のカレーだから大して美味くない。玉ねぎばかりで肉なんて入っていない。照りつける太陽。波の音。
そういう気だるい夏の午後をお詠みになったのかと思いました。
ああ、背景に石川セリの「8月の濡れた砂」が流れてきました。そんなカレーが食べたくなりました。
以上、本当に役に立たないコメントで失礼しました。
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甲斐性無しの昼餐の景