「籠り居の五月雨月のピアノかな」の批評
回答者 西風子
ののか様
沙羅の花落ちる西風子です。
添削、ありがとうございます。仰ることはよくわかります。どうも私の作句態度は性急なところがありますね。さっきまであったものがもうない、あそこにあったのになあ、という感興を詠みたかったのですが、難しいです。ありがとうございました。
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作者 ののか 投稿日
回答者 西風子
ののか様
沙羅の花落ちる西風子です。
添削、ありがとうございます。仰ることはよくわかります。どうも私の作句態度は性急なところがありますね。さっきまであったものがもうない、あそこにあったのになあ、という感興を詠みたかったのですが、難しいです。ありがとうございました。
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回答者 イサク
おはようございます。
「五月雨月」という季語を探しあてたのは正直「すごい」のひとことなのですが、コメントを読まずに誤読した方がいらっしゃいますね。本来は読み仮名か音読で回避できるのですが・・・
ご自身が演奏しているような景になっております。
それはそれでありと思いますのでこのままいただきます。
が、もし「ピアノを聞いている」とはっきり言いたいのであれば、泣く泣く季語の変更ですね・・・(繰り返しますが、掲句で満足してらっしゃるのならば必要はありません)
・梅雨籠りラヂオはピアノ奏でをり
点数: 1
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回答者 秋沙美 洋
ののかさん、こんにちは。
「籠り居の」という場所情報を上五で提示した直後、時節の季語である「五月雨月」を持ってくる事に違和感を覚えました。
順番としては「五月雨月の→籠り居のピアノ」とした方が、読者へスッと通るかなと思います。
「〜の、〜の、○○」といった書き方も、御句の場合ですと余りリズムが良くありません。
添削では「五月雨月」を諦めて、五月雨のピアノに焦点を絞ってみました。
また句だけを読んだ時、ラジオから流れているピアノだと悟る事は難しいです。やる事が無い巣篭もりの部屋でピアノを演奏している、という景は原句にも出ているのですが…
もしラジオを聴いている景を出すのであれば、思い切って固有名詞を用いるのもアリでしょう。
「『ショパンエチュード』五月雨のラジオより」
音数調整して(より、を省略するなど)実際流れていた曲名を当てるのも良いですね。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
五月雨月、さみだれづきと読んでください~。言わずもがなですね。一人で起きていて、ラジオでピアノなど聞いていました。なんか良い季語ないかなと探していて、五月雨月という響きに衝撃!五月雨のように奏でられるピアノとピッタリかも!と使ってみました。コロナで鬱屈した気持ちを晴らす感じが出てれば幸いです。