「恋猫やヘッドライトに目の光る」の批評
回答者 女郎花
添削した俳句: 恋猫やヘッドライトに目の光る
こんにちは
盛りのついた猫が夜の住宅街を徘徊していて、車のヘッドライトに反応した様子が見えてきます
シンプルに描くのは基本でありながら、なかなか上手に出来ないものです
基本が出来ていないと工夫が上滑りして、作品として成立しないことも起こります
基本が出来ているので、言葉を少し変えることが出来る句です
「光る」もいいですが、ここに恋猫の気持ちを代弁する言葉選びをするのも面白いと思います
恋猫やヘッドライトに目がギラつく
メス猫を落としてやるぜという感じ
恋猫やヘッドライトに目がおよぐ
うっかりしていたよという感じ
二度言いますが、シンプルに詠めることが大事です
でも、「シンプルに詠めたからこの句は終わり」ではもったいないです
そこは「始まり」なんですから
点数: 1