俳句添削道場(投句と批評)

女郎花さんの添削最新の投稿順の5ページ目

「ペダル漕ぐ足つらせたの春疾風」の批評

回答者 女郎花

添削した俳句: ペダル漕ぐ足つらせたの春疾風

私も基本立ち仕事です

この場合、「つらせた」が因果関係を生んでいる原因です
春疾風が足をつらせた、と素直に書いてしまうと説明的です

「つらせたの」の「の」が意図的に置いた「の」なら、そのまま活かせます
ペダル漕ぐ足がつったの春疾風

時間情報があると、もっと実感が湧く俳句になるというのは最もです
でも、まずは欲張りすぎないことが一番です

点数: 1

「春マスクレターパックに母の文字」の批評

回答者 女郎花

添削した俳句: 春マスクレターパックに母の文字

春マスクは、レターパックにまつわる誰かのものなのでしょう
遠隔地の母、郵便局員、作者自身、などいろいろな可能性がありますね

これこそ、いなだ様の得意なオリジナリティを出せるタイプの句だと思います
下五を誰の文字か言い切らず、「(五音)」で思いをぶつける方が俳句的表現になります

春マスクレターパックに「父、元気。」
など、言い切らないことで奥深さが出せるものです

点数: 1

「春近し夫へと変わる同居人」の批評

回答者 女郎花

添削した俳句: 春近し夫へと変わる同居人

はじめまして
「夫へと変わる」なんて思われている彼氏さんは幸せ者ですね
そこに実感がきちんとあるので、季語「春近し」が彼氏が夫へ変わるちいさな期待感を連れてきています

「同居人」が、この作品の価値を大きく左右するところですね
付き合い始めて長いのか短いのか、一緒に住んでから長いのか短いのか、どんな恋愛の形なのか、などいろいろ想像が膨らみそうです

季語の選択はよかったと思います
これが「春来る」という季語になると、同棲も長かったけどようやく夫婦か...というニュアンスなので、これは違う気がします

間違っても「春惜しむ」はダメですね
一悶着あったようにしか見えませんから(

点数: 1

「散る花やノスタルジアのそこかしこ」の批評

回答者 女郎花

添削した俳句: 散る花やノスタルジアのそこかしこ

強い力を感じました
「郷愁を感じよ」と言わんばかりの強い作品ですね

「花」という季語が「桜」よりも概念的な季語というのも影響して、映像化より心理描写に重きが行ったのかと分析しました

そして「散る花や」の「散る」が強すぎる心理描写をもたらしたのだと思います
別の季語を置いてみると、心理描写を抑えつつ情景の描写へシフトできる気がします

飛花落花ノスタルジアのそこかしこ

点数: 2

「蝶なのかアゲハかモンシロ蝶なのか」の批評

回答者 女郎花

添削した俳句: 蝶なのかアゲハかモンシロ蝶なのか

恐れ入りますが、意図が「技術を見せつける」ものだとしたらマズイです
意図が見え見えで、なおかつ内容が全く入ってこない句はほとんど評価されません

私の吐いた句を一つ
コロナてふ略語滅びよ狂う蝶

点数: 1

女郎花さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

惜春や地域総出の閉校式

回答数 : 4

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秋刀魚ひらいて武勇伝飛び交う夜

回答数 : 1

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終戦の夜にとまったラヂオかな

回答数 : 5

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敗戦の日の空を見よシュプレヒコール

回答数 : 4

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梅雨夕焼コロナ禍の校舎は昏し

回答数 : 3

投稿日時:

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その他の添削依頼

凍土からマンモス牙を突き上げて

作者名 そうり 回答数 : 3

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鮭寿司にいわし寿司の旅皿山積み

作者名 おいちょ 回答数 : 0

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山上げやシンビジウムは避暑地へと

作者名 めいしゅうの妻 回答数 : 2

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