「色変えぬ松やお揃いマグカップ」の批評
回答者 女郎花
添削した俳句: 色変えぬ松やお揃いマグカップ
おそらくはじめましてです
「色変えぬ松」のように、私達もずっと...という感じですね
意図は確実に伝わってきます
「お揃い」がカップルの感じを出せているとは思いますが、違った意味で話が広がってくる言葉もあります
「二つの」です
点数: 2
回答者 女郎花
添削した俳句: 色変えぬ松やお揃いマグカップ
おそらくはじめましてです
「色変えぬ松」のように、私達もずっと...という感じですね
意図は確実に伝わってきます
「お揃い」がカップルの感じを出せているとは思いますが、違った意味で話が広がってくる言葉もあります
「二つの」です
点数: 2
回答者 女郎花
添削した俳句: 鐘の音や非核の誓い長崎忌
非核の誓いが、教会の鐘の音に乗って世界中へ届くことを祈っています
核兵器がいくらあっても、傲慢な人間を改心させることは出来ないのですから
「の」と「や」の2パターンを載せたということは、助詞でお悩みのようですね
あとは「に」「は」が使えそうです
「や」を残したまま「非核を誓う長崎忌」というやり方もなくはないですが、長崎忌は力のある言葉ですから失敗すると大火傷です
原爆に関する俳句は特に、目先の上手い下手ではなく徳があるかないかが大事ですので、心を見直す機会になるかと思います
点数: 1
回答者 女郎花
添削した俳句: 蔓草や垂れ重なりて溽暑かな
私が文献を調べた結果です
現状、蔓(つる)草では季語として特定の季節を捉えることは出来ていませんね
蔓草は茎がつる状に伸びる草の総称ですから、つる状に伸びる草は一年中見つかると思います(冬は少し厳しいかも)
似たような言葉に三夏の季語「葎(むぐら)」はありますが、つる植物そのものを指す言葉ではないようです
カナムグラなどのムグラの仲間を指すことも、広い範囲に茂る雑草を指すこともあるようです
本当の問題点は「や」と「かな」の力のバランスが合っているかどうかだと思います
切れ字二つはあまり好まれませんが、滅多なことでバランスが取れないのが大きな理由のようです
切れ字を勉強していると分かりますが「季語+かな」はかなり強い存在感と力を持ちます
「垂れ重なる」という複合動詞も力があります
力の強いものがたくさんあるため、バランスを崩しやすくなってしまいます
「季語+かな」だけを活かすと、力の入りすぎた感じがなくなります
蔓草の垂れて重なる溽暑かな
もしかしたら一旦この形を考えてから少しずつ推敲したのかもしれませんので、三男さまのためのお話ではないかもしれません
そのときはごめんなさい
ただ、間違いを教えてしまうことをなんとも思わない人の意見は誰のためにもなりませんね
点数: 4
回答者 女郎花
添削した俳句: 原爆忌今なほもして黒ひ雨
終戦の日の俳句についてのコメントありがとうございます
俳句道場はいろいろな方がいらっしゃるようですが、原爆や終戦の日などは共に考えて俳句を詠む提案くらいはしてもいいのではないかと提起してみました
他の方の原爆忌の俳句に横槍を入れるのは私は善しとはしないのですが、中七をどうなさるか苦戦したように感じます
原爆を語り継ぐ方々の気持ちに寄り添えるよう、俳句が力になれるといいですね
点数: 1
回答者 女郎花
添削した俳句: 油照り錆びたるコイン洗車場
はじめまして
こちらの句は、どう考えても三段切れではありませんのでご安心を
錆びたる「コイン洗車場」でしょう
閉店して、数年も前からそのままの形で残っていると、所々錆が目立つようになりますね
「たる」は完了・存続の助動詞ですが、どちらの意味でも通じそうです
油は油でも機械油のにおいがしていたかもしれないコイン洗車場と、油照の取り合わせは意図がほどよく隠れていて成功していると判断できます
技術的に、油照りの「り」を入れたところがとてもよかったと思います
油照錆びたるコイン洗車場
は少々読みにくいですから、「り」を挟むのはありです
点数: 2
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