「節分の護摩の煙で肩さする」の批評
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 節分の護摩の煙で肩さする
こんばんは。遅くなりましたが、批評と添削ありがとうございます。
御句、「節分」と「護摩」の取り合わせにハッとしました。また下五の「肩さする」で、修行者の動きも浮かんでくるようでした。
一か所<護摩の煙「に」肩さする>でも良いように思いますが、いかがでしょうか。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 節分の護摩の煙で肩さする
こんばんは。遅くなりましたが、批評と添削ありがとうございます。
御句、「節分」と「護摩」の取り合わせにハッとしました。また下五の「肩さする」で、修行者の動きも浮かんでくるようでした。
一か所<護摩の煙「に」肩さする>でも良いように思いますが、いかがでしょうか。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 感染力強きマスクの蔓延す
ご無沙汰しております。度々批評をいただき、ありがとうございました。
御句ですが、ウイルスではなく「マスクの感染力が強い」という描写が面白いと思いました。川柳なら、これでも良いと思いますが、俳句として推敲するなら、「感染力が強い」と「蔓延」とが、意味が重複してしまっています。
例えばですが、「蔓延」を消し、省いた音数分で「場所」を入れ込むのはいかがでしょう? 「国際線」の他にも「繁華街」「交差点」など、いくらでも取り合わせが考えられます。少しでも参考となりましたら、幸いです。
点数: 3
回答者 南風の記憶
添削した俳句: アベックの目深の帽子春の暮
そうり様。先日は、私の句へのコメントありがとうございました。
御句は、間違いなく「プレバト」でいうところの“才能アリ”俳句だと思います。
「春の暮」と「アベックの目深の帽子」という取り合わせがお見事です。特に「目深の帽子」と描写することで、アベックの後ろめたさが、よく演出されています。
いなだはまち様も書かれているように「実体験の強さ」、そして「季語を含む五音+措辞の十二音」という基本の型をきっちり押さえたことにより生まれた、良句です。
最後に。そうり様が思っておられるほど、私は大したことありません(笑)。単に始めたのが先だったので、少しばかりコツを覚えたというだけです。
お互いに切磋琢磨していきましょう!
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 博識の古老楽しむ梅見酒
游歩人様、文法の御指南ありがとうございます。
御句ですが、気になる点が二つあります。
一つは「博識」です。古老という言葉には、「昔からのことに通じている」という意味が含まれていますので、わざわざ「博識」と書く必要はないと思います。
二つ目は「楽しむ」です。これだと、状況がちょっと伝わりづらい気がします。
そこで、例えば「古老は斯く語り」と書いたら、古老の話を周囲の者が聴き入っている様子が浮かびます。また聴き入っているということは、その古老が「博識」だということも、自ずと伝わるのではないでしょうか。
さらに、梅見酒に「美味し」と描写を足すことで、その古老が酒を楽しんでいる様子も分かると思います。
少しでも参考になりましたら、幸いです。
点数: 3
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 白い陽に薄紅ぽつり道知辺
真野遊様、はじめまして。
道知辺の薄紅と西日の「白」の対比を描こうとされたのかと読みました。ただ、「道知辺」という字面だと、案内板か何かが「薄紅色」だと誤解を招きかねないと思います。それと「白い陽」と書いたことで(言いたいことは分かるのですが)、主役が「道知辺」なのか「白い陽」なのか、焦点がぼやけているように感じます。
そこで……はっきりと「道知辺」が花と分かるように“咲く”と書きます。また「白い陽」とは西日とのことですから、ここは”午後”と書いても差し支えないはずです。
さらに、群れて咲く梅を「ぽつり」と表現するのは違和感があるので、同じような寂しそうな「ひつそり」という表現はいかがでしょう?
また「路地」と場所を提示すると、空間が生まれます。 そして「みちしるべ」と平仮名表記の方が、より花のイメージになるかもしれません。
少しでも参考にしていただけると、幸いです。
点数: 1
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