俳句添削道場(投句と批評)

丼上秋葵さんの添削最新の投稿順の7ページ目

新品の手品道具やクリスマス

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: マジックを一つ覚えてクリスマス

こんばんは。
セカンドディールを覚えたい
ギャンブラー、おくらです。

拙句「ごうごうと」の句に、ご批評を賜り、ありがとうございます!

最近の私の作句は、やや写実性が幻想性に飲み込まれつつある上、土台となる知識を読み手に強いるので、やはり、やや衒学的なきらいがあると思います💦

今回の句は、強いメッセージ性を孕んでいるので、わかるひとにだけわかってもらえればいい、というやや傲慢な姿勢の句ですから、千日草様が、それでも読解したいと思ってくださるのであれば、詠み手としての私は、とても嬉しいです。ありがとうございます。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

今回は、千日草様の素直さが、悪い方に出ましたね💦原句のままですと、散文寄りの報告句になってしまっていると思います。

「マジックを一つ覚えて」は詠み手の経験そのものなので、なかなか具体的な情景描写が
浮かびづらいところも、俳句としては、問題だと思います。

◆新品の手品道具やクリスマス

そこで、視覚的な景が描きやすいように「手品道具」を詠み込んでみました。また【「新品の」としたことで、来たる「クリスマス」に備え、「手品道具」をわざわざ購入してしまった詠み手の、わくわく感を演出】してみたつもりです。

千日草様の句意を、上手く汲み取れましたでしょうか💦

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

山肌も髭を剃らむと霧の朝

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: のっそりと霧はい上がる冬の朝

こんばんは。
髭剃りは男の嗜み、おくらです。

恐縮ながら、御句に、感想を述べさせていただきます。

【雨がやんで、霧が山肌にそって上っていく様子】という、菊花様のコメントを読んだあとに、御句を読むと、確かに、その景は描けているように感じられます。

ですが、逆に、原句のみからだと、その景を読み手が想像するには、少し情報が足りていない気がしました💦

千日草様がご指摘下さっているように、「霧」が三秋の季語、かつ、暗喩ではないので、季重なりになってしまうのではないでしょうか? 

※ただ、菊花様が「冬の朝」に、〈秋〉のものである「霧」が発生したことに、特別な想いを抱いたのだとすれば、それは、強い〈句の心〉になるので、構わないと思います。

読み手としての私は、やはり「冬」であることよりも、「のっそりとはい上がる」「霧」に重きが置かれている句だと感じたので、どちらかを残すなら、後者がいいのでは、と、考えました。

また、もう一つの問題は【「霧」が「のっそりとはい上が」った場所がどこなのか、原句からではわからない】という点です。

以上を踏まえまして、提案句を詠ませていただきました。大分、原句から遠ざかってしまったので、添削句ではありません。一案として、ご笑納いただければ、幸いです💦

◆山肌も髭を剃らむと霧の朝

御句に「山肌」はやはり必要だと思います。
【〈雨で濡れた山肌を白い霧が覆っていく様〉は、まるで、〈洗顔後、シェービングフォームを塗りつけて、「髭を剃らむ」としてる様〉に似ている】のでは、という着想からの一句です。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

御正忌や線香の香を持ち帰る

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 御正忌の線香の香を持ち帰る

おはようございます。
母との和解に伴い、〈躁〉状態も大分落ち着いてまいりました。
なんだか、悟りを開いてしまいそうな、おくらです💦

拙句「枯葉」の句に、ご批評を賜り、誠にありがとうございます。

改めて、拙句を読み返してみたら、色々思うところがあったので、最新句のコメントで釈明させていただいております。よろしければ、お目通しください。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

とても素晴らしい句だと思います!(´;ω;`)
御句の肝は「持ち帰」った「線香の香」ですね。
独特な清らかな香りが、嗅覚を刺激しながら、「線香の香」が、多様な〈想い〉を内包しています。

〈親鸞に対する追悼〉〈講話に対する感動〉〈そこから得た今後の生きるための指針〉、詠み手にとって「線香の香」が何を表象しているのかは定かではありませんが、少なくとも、御句の読み手は、【詠み手がなんらかの〈清らかな想い〉を得てきた】という事実が、「線香」の上品な香りと共に漂ってきます。

強いて、手直しを加えるとしたら、上五の「御正忌の」の「の」でしょうか? 説明的に感じてしまうことと、中七で重なるのもややもっさり感があることを踏まえて、「御正忌や」としてみました。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

拙句への批評賜り感謝です

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 木々の色映す湖沼へ落葉風

おはようございます!
布団で冬眠中の、おくらです。

節句「枯葉」「歌留多」の句に、ご批評を賜り、ありがとうございます!

もしかして「歌歌留多」=「百人一首」という解釈でよい、ということですか? やってしまいました💦そうなると、前作も検討し直さねばならない気がしてまいりました。ご指摘、ありがとうございます。

鋭いご指摘! ありがたいですねぇ。「枯葉」の句に関しては、一字一句変わらぬ推敲案を、私も考えました。

「枯葉」を座五に持ってきた方が、俳句としての定石には近くなる気がするのですが、原句の方が、「かれはむごんになりにけり」という音と字面が、より「枯葉」の心情に寄り添える気がしてこうなりました💦

どうせ、擬人化を用いるなら、徹底してやろう、と。

どっちがいいんですかね💦二つ並べて、他の方のご意見もうかがってみたいところです。

一生のうち、もう二度と訪れまいと思っていた、母との完全なる和解が果たせてしまったのは、本当に、想定外の出来事でした。俳句様様、皆様様様です。本当にありがとうございました。(´;ω;`)

ぶんがくの ちからって すげー!

点数: 0

「へそくりを仕舞ひ節季の裏帳簿」の批評

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: へそくりを仕舞ひ節季の裏帳簿

はじめまして。おはようございます。

作句の視点とアプローチの仕方が、どこか私と似通っている気がして、勝手に親近感を覚えておりました。

どんのうえのおくらと申します。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

いいですねぇ。笑
「裏帳簿」をつけながら、によによしている詠み手の高揚感がしっかりと伝わってくる、庶民派視点の句であると思います。

「節季」であることから、冬の賞与を貰えたのでしょうか? 「へそくり」が可能なだけの高給取り、心底、羨ましいです💦

私は、薄給の癖に、宵越しの金は持たねぇタイプの人間なので、全然貯蓄が貯まりません。そりゃあ、吾妹子に家を追い出されても、文句は言えませんよね💦

御句の技術のみならず、句の心も見習わねば、と反省いたしました。

勉強させていただきました。
ありがとうございます。

点数: 1

丼上秋葵さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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