「啓蟄や止めは甘く刺して呉れ」の批評
回答者 吉田一音
添削した俳句: 啓蟄や止めは甘く刺して呉れ
腹胃壮様 いつも添削をいただき有り難うございます。 吉田一音です。 「珈琲の触れる二人」の句 をご理解いただきまして有り難うございます。 この二人の距離に「其処には冬が尽きている」と詠みました。 しかし「冬」と「尽きる」の暗めの印象が出てしまった様です。 意味においても二人の関係を複雑にした様です。ストレートに 「春隣り」か良いだろうと思っています。 また、「珈琲カップに」と字余りを躊躇しないで詠む事にします。
さて、「啓蟄や」の句について、
啓蟄ですから、早くに目覚めさせられた 女は 気げんが悪し、お腹も減らしているのでしょう。 甘く刺せるものでは無いと思いました。
よろしくお願い致します。
点数: 2