俳句添削道場(投句と批評)

伊勢史朗さんの添削投稿の古い順の4ページ目

焼芋を分けて飛車取り王手かな

回答者 伊勢史朗

添削した俳句: 焼藷を分け合うて飛車取り王手

げばげばさん毎度御世話様です。焼芋を分けるという句は沢山ありますがこの作品は断トツに面白いと思います。一度中断して追いかけた軽トラの焼芋。それを半分に割って「オメーも喰えよ」と言われ「おお、悪りーな」と受け取った瞬間王手がかかってしまう。かけたほうはピンチできっと苦し紛れに軽トラまで走ったのだ。それが功を奏し逆転の一手が浮かんだ。そんな内容なのでしょう。なんだか落語や寅さんのワンシーンのようですな。しかしながら原句はリズム感が良いとは言えず内容の良さを生かし切れていなかった読後感でした。今宵も御健吟に。

点数: 1

横断歩道ととととととと冬の猪

回答者 伊勢史朗

添削した俳句: ととととと冬のいのしし横断す

どうもこんばんわ。「ととととと」のオノマトペが楽しい作品ですね。めでかやさんのお住いの地方ならたまにありそうだと思い事実を多少脚色してみてみました。因みに広辞苑で確認済みですが「猪」は「しし」と読みます。気に入らなければさっさと捨てて下さい。今宵も御健吟に。

点数: 1

押しくら饅頭スリに注意の山の手線

回答者 伊勢史朗

添削した俳句: 押しくら饅頭飲み込む電車かな

どうもこんばんわ。季語を喩えに使うのは駄目ではないのですがなかなか成功しづらいと思います。無季と割り切って押し通すか別に季語を斡旋するか。自分で言うのもおかしいでしが添削句は中途半端な印象です。参考程度にしてさっさと捨てるのがよろしいかと思います。今宵も御健吟に。

点数: 1

「アルバムはいつものページ日向ぼこ」の批評

回答者 伊勢史朗

添削した俳句: アルバムはいつものページ日向ぼこ

どうもこんばんわ。私は「ここ」や「あの」といったフレーズは川柳には向いていると思いますが俳句には向いていないと思っています。あまりにも想像を丸投げし過ぎかなと。そこで御句の「いつもの」はかなり抽象的ですが敢えて読者に想像の余地を与えた効果があると思いました。季語もしっかり効いています。今宵も御健吟に。

点数: 1

「立春や散歩しながら空を見る」の批評

回答者 伊勢史朗

添削した俳句: 立春や散歩しながら空を見る

どうもこんばんわ。まあ、俳人はネタに困ると「旅」「吊り橋」「車窓」といった定番フレーズに走りがちのようです。そして「孫」以上に評価を下げてしまうのは「散歩」のフレーズです。作者はなんとなく俳句らしくなったと思うかもしれませんが「散歩」は作者しか知らない事実で客観性がありません。少しでも上手く見せる為には「夢」「愛」「心」とともに使わないほうが無難なフレーズと思います。

点数: 1

伊勢史朗さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

啓蟄や深呼吸してプロポーズ

回答数 : 7

投稿日時:

羽ばたきて風に乗る蝶は遠くへ行く

回答数 : 0

投稿日時:

皆様御迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした

回答数 : 11

投稿日時:

それって盗作ですよ

回答数 : 4

投稿日時:

薪能果てて余映の長きかな

回答数 : 7

投稿日時:

伊勢史朗さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

かきくけこコンクリートの落ちた柿

作者名 鳥越暁 回答数 : 9

投稿日時:

春雨や窓の雫をなぞる指

作者名 ワイス 回答数 : 2

投稿日時:

吾贈る服を着て来た七五三

作者名 翔子 回答数 : 5

投稿日時:

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