俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の2ページ目

「家出して独りの夜の猫の恋」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 家出して独りの夜の猫の恋

初めまして。

・「重ね合わせたい」なら、切れば良いと思います。
 一人でいるという状況のフレーズと、季語「猫の恋」とを。
 
 家出して独りの夜や猫の恋

・「家出」「独り」「夜」+季語。
 季語以外にある句の要素・言葉を、もっと具体的な物に変えるか、あるいは減らすか、といったところを考えると、別案が出て来るかも知れません。
 
 家出して夜のコンビニ猫の恋  (具体的な場所を加える)
 家出して恋猫のこゑ聞きにけり (季語以外の要素を「家出」に絞ってみる)

またよろしくお願いします。

点数: 2

「あゝなんてきれいな夕焼け左様なら」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: あゝなんてきれいな夕焼け左様なら

こんにちは。

コメントありがとうございます。

あの句もこのGWのことで、丸亀のボートレース場に行って出来たのですが、ボートレース場は何年ぶりか。前に行ったのは東京に居た頃の多摩川だから、コロナ禍前で、それはつまり俳句再開前のことで…。
競艇部に誘われるほどボートレースに詳しくはないので、いやはや…。むしろ、詳しくないから出来ちゃったのでしょう、あの句は。

御句については、下五「左様なら」のインパクトが強烈で、私なら挨拶句を使うにしても別の言葉でソフトランディングを狙うかな、と、

 あゝなんてきれいな夕焼け有難う

とか。(いや、そもそも私は俳句に「あゝ」を使わないから、この句の添削には適さないような気もしていますが)

よろしくお願いいたします。

点数: 1

「夕焼けや何か一品買つてくか」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 夕焼けや何か一品買つてくか

こんにちは。

コメントありがとうございます。

「焼肉ともんじゃ」の句に関しては、夕方の飲食店街にいて、どの店に入ろうか迷っている状況として読んでいました。
これも類想なのか? と思いましたが、選者コメントに挙げられたパターンからすると「仕事帰りについつい寄り道」「薄暑の街の賑わい」あたりでしょうか。

御句については、全体的には、物(夕焼)と心(仕事上がりの開放感)との良い取り合せと思います。
ただ、私の感覚では、切れ字「や」が強すぎるかな、とも。そこまで夕焼を賛美する感じでもないかと。

切れ字を使わない名詞に留めて、

 夕焼空何か一品買つてくか

とか。

よろしくお願いいたします。

点数: 3

「メロンパン食らう薄暑の夜勤かな」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: メロンパン食らう薄暑の夜勤かな

初めまして。

気になった点が一点。「夜勤の薄暑」であれ「薄暑の夜勤」であれ、この二つは「の」でつながるのか? というところです。
夜勤と暑さとが直接的・具体的につながる、夜勤で暑さを感じる状況となれば、季語「薄暑」の時期・気分からは外れているのでは?

「の」でつなげるのが「夜」なら、「薄暑の夜」「夜の薄暑」とかなら、「薄暑」の時季の夜くらいの意味合いに留まって、別にいいかとは思うのですが。

 薄暑の夜宿直室にメロンパン

とか。

よろしくお願いいたします。

点数: 1

「サングラスに衣装の女子と愛語る」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: サングラスに衣装の女子と愛語る

おいちょさん、こんにちは。

一連の投稿を拝見して(ぜんぶ読んだとはとても言えませんが)、感想など。

俳句というのはシュルレアリスム的なものだなあ、という考えは私の中にも以前からあったものの、私の認識は「二物衝撃」≒「デペイズマン」といった感じの捉え方でした。が、おいちょさんの投稿を見ていると、「オートマティズム」から「コラージュ」を経る作句というのもアリかなあ--というか、それがおいちょさんの目的なのかなあ--などとも考えました。

提案句というか、この投稿のコメントの語から私なりに連想した句を置いていきます。

 アイドルだって愛に堕ちたいサングラス

・コメントの言葉から「アイドル」と季語「サングラス」を使用。そして、「荷物も落ちて」の「落ちる」から「堕ちる」に文字変換して流用。
・英語の「fall in love」を直訳した言い回し「愛に堕ちる」。違和感のある言葉の並びを意識的に残してみました。

点数: 0

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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四月馬鹿こころは左右非対称

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地震止んで顔見合はせる雛かな

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投稿日時:

長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

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