「家出して独りの夜の猫の恋」の批評
紅葉さま、はじめまして。私もまだ1年弱の初心者ですが、よろしくお願いします。
記念の第一句、おめでとうございます!
おお、良いのではないですか!?
「五七五の定型」「季語が一つ」の基本をしっかり踏まえてらっしゃいますね☆
また、「寂しい」などの感情を直接書かず、映像だけで寂しさを表現しているのも俳句の大事なポイントで、良いと思いました。
最初として十分に良い句だと思いますが、せっかく投稿してくださったので、少し気になったところを失礼します。
①「家出」というのは、いわゆる「もう出ていってやる!」と家を飛び出すような家出のことでしょうか?
コメントを読みますと、違うのかな?家を出て一人暮らしをしているということでしょうか。だとするとちょっと誤解を招くかもしれません。
②家を出たのなら(結婚とかでない限り)だいたい一人になると思うので「独り」は省略しても通じそうです。
俳句はわずか17音の世界なので、なるべく重複感のある言葉、言わなくてもわかる言葉は省略していくと良いです。
(「家出して独りの夜」→「家出の夜」みたいなイメージ)
③春の季語「猫の恋」。悪くないと思いますが、発情期の鳴き声なので、コメントにある「1人でいる時のさびしさや親の恋しさ」というよりは、やはり恋愛を連想させる季語だと思います。
寂しさを表す季語でしたら「夏の雨」とか「短夜(みじかよ)」「夏の果(はて)」なども良いかもしれませんね。
たとえばですが、
・猫の恋既読通知を待ち続け
・今夜から一人暮らしや夏の雨
・短夜や一人前のオムライス
とか。紅葉さまの言いたかったこととずれていたらごめんなさい。
ぜひ俳句を楽しんでください!またよろしくお願いします☆
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初めて句をつくりました。たくさん季語を調べるなどしてみたのですがなかなか上手くできません。本当は、1人でいる時のさびしさや親の恋しさと愛する人を求める猫の寂しげな声を重ね合わせたいです。時間があればで大丈夫なので、添削よろしくお願いします。