「老犬を柩に入れて霜の朝」の批評
回答者 弥平
添削した俳句: 老犬を柩に入れて霜の朝
私の句「小春日のとつぱづれ也逃亡犯」には、ご指摘の通り詩情がありません。あれは逃亡犯のニュースを聞いて、さぞ動揺されたろうとの時事俳句でした。
久田しげき殿の手直し「小春日のどの径ゆくや迷ひ人」は迷ひ人を心配する人情があります。ご指摘有難う御座いました。
貴殿の「老犬を柩に入れて霜の朝」ですが、私の誤解釈を恐れず鑑賞すると、
「昨日悲しみの中で老犬を棺に入れ、今日霜の朝を迎え更に悲しく感じる主人公」の
を拝見しました。私は棺と霜の関係を勝手に創作して次の様にしてみました。
「老犬の棺の霜を掃く朝」
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