俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1521ページ目

「福寿草淡きランプのベッド際」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 福寿草淡きランプのベッド際

めいさん、こんにちは。体調がお悪いのでしょうか。お見舞い申し上げます。
御句拝読しました。具合の悪い時に恐縮ですが、語順を整えたく思います。
季語を下五に移動し、ベッドの脇にランプがあるのだと思うので、そこを調整します。

・ベッド脇淡きランプや福寿草

上五は「枕辺の」のほうがいいと思いますが、いるかさんに取られたので(笑)、こちらで。
よろしくお願いします。

点数: 1

「わが母へ子が駆けゆくよ福寿草」の批評

回答者 なお

添削した俳句: わが母へ子が駆けゆくよ福寿草

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。これは親子関係をうまく表していますね。作者のお母さんに作者のお子さんが駆けゆく。この「子」からしたら「わが母」はおばあちゃんですね。うまく処理なさっています。光景も浮かびます。

ただ、中七の「よ」は効いているかと言われると、どうでしょうか。私は「や」のほうが効くような気がします。

・わが母に子の駆けゆくや福寿草

あと私は、冒頭の「わが」が、なんだか固いような気がして、俳句特有の「吾」でまとめてみようかと思いました。

・吾の母に吾子駆けゆくや福寿草

「吾」がしつこいかもしれませんが、よろしくお願いします。

点数: 1

「白梅の舞いたるやうな今朝の空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 白梅の舞いたるやうな今朝の空

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。白梅の白と空の青の対比がきれいな句だと思いますが、一つ気になることがあります。
それは、「白梅が舞うような空」ということは、実際は舞っていないということだと思います。それどころか、白梅がそこにあるのかさえ微妙になります。
そうなりますと、白梅は季語としての力が弱くなるというか、もはや季語としての役割を果たさないかもしれません。

ここはいっそ、実際に舞っている光景をお詠みになってはいかがでしょうか。

・白梅の風に舞ひたる今朝の空

「風に舞う」は推敲の余地がありますが、とりあえず置かせていただきます。
また、特に「晴れ」とおっしゃらなくても、読み手の心には読み手なりの空の色が広がると思います。よろしくお願いします。

点数: 1

「月末は金詰りおでん持ち替えて」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 月末は金詰りおでん持ち替えて

どんどんさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。コメントを読めばなるほど、そういうことかとわかりますが、初読では二つの点がわかりませんでした。
・お金がないこととおでんの関係
・「おでんを持ち替える」って?

おでんが季語ですから、月末でお金のないことはこの際言わなくてもいい情報だと思います。それより、季語であるおでんのおかげで手が温かく、心まで温かくなった、というほうに句を寄せたほうがいいと思いました。

まず「金がない」を残してみると、

・金欠やおでん持つ手の温もれり

金のことを忘れて、

・コンビニのおでん持ち替へ右ひだり

色々と出来そうですね。また聞かせてください!

点数: 0

「ほめられるレシピ通りの鰤大根」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ほめられるレシピ通りの鰤大根

山道けわしさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。面白いのですが、俳句の基本に、答えを言ってしまわない、というのがあるようです。
俳句は短いから全部を語り尽くせないため、あとは読み手の想像の楽しみを残す文芸であり、答えを出してしまわないほうが面白いと。
それからしますと、御句、ブリ大根、褒められたのですね。ということは、美味しく出来た、うまくいった。そうなると、それはよかったですね、となり、それで終わりになります。
できれば余韻を残してみたいですね。

・頼まれてレシピ通りの鰤大根

これですと、「えっ、普段は作ったことのない料理をレシピ見ながら作ったのだな。出来栄えはどうだったのだろう?美味しく出来たのかな?」とか、想像が広がりますよね。
こういうのも俳句の面白みの一つだと思います。
よろしくお願いします。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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あちこちと集団下校寒雀

回答数 : 12

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干し魚のすき間に拝む初日の出

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三が日物置と化す仕事部屋

回答数 : 25

投稿日時:

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