俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1516ページ目

「湯豆腐が沸きいっときの里帰り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 湯豆腐が沸きいっときの里帰り

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。いい句です。心に沁みます。湯豆腐には、私も思い入れがあるのですよ。

感想ですが、先の方々と被ってしまって恐縮ですが、「湯豆腐が沸き」は頭痛が痛い、みたいな感じですので、これは湯豆腐だけで済ませて、中七を膨らませたいかなと思いました。

・湯豆腐や一夜限りの里帰り
・湯豆腐をすくう母の手里帰り

今晩、湯豆腐にしたくなりましたが、妻が朝からカレーを煮ていましたから無理でしょう…。
よろしくお願いします。

点数: 2

「子の喧嘩独楽で笑顔になりにけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 子の喧嘩独楽で笑顔になりにけり

いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。やってくれましたね(笑)!叙述トリック。面白い。
私は初読で、喧嘩していたけど、独楽回しを始めたら仲直りをした、と言う話かと思い、

・子の喧嘩独楽を回してみな倒れ
・子の喧嘩独楽のごとくに目を回し

とか、訳のわからない川柳みたいな提案が浮かんだのですが、コメントを拝読しましたら、「喧嘩独楽」をして遊んでいるのですね?

当地ではあまり喧嘩独楽とは言わなくて、普通の独楽はそれぞれで回して、ぶつけ合うのはベーゴマでしたね。
御句はそのままいただきます!

点数: 1

「白波も風波もまた冬の波」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 白波も風波もまた冬の波

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「三が日」にコメント有難うございました。中七は説明的ではないとのこと、良かったです。三が日は家では仕事をしないので、新年会用に客間を広くするためなんでも仕事部屋に移動するのと、あと、お酒のビンやペットボトルがすごい量になり、みんな仕事部屋に貯めておくので、ホント、物置みたいになります。それでも三が日が明けたらゴミ出しもしますし、家の中も平常に戻りますけどね(笑)。

さてあらちゃんさん、二日に一句のペースで十分ですよ。いつも私だけでなく皆さんのご投句に的を射たコメントとご提案句を有難うございます。お身体がしんどかったら無理なさらないでくださいね。

御句拝読しました。
風景は浮かぶのですが、申し訳ないことに、「風波」がよくわかりませんでした。白波は、波頭が崩れて白く見える、要するに風が強いとか、海が荒れている時の波ですね?風波はその反対の穏やかな波ということですか?
もしそうなら、確かにどちらも冬の波だと思うのですが、ごめんなさい、夏もそうでは?なんて思ったりしました。

・白波の白を極めり冬の波

句意を違えて申し訳ないですが、冬だと波頭の白も冷たく光って見える、みたいにしてみました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「年賀状恩師を想ふ花描けり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 年賀状恩師を想ふ花描けり

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。おっしゃるように季重なりは問題ないと思います。花は絵とのことですからね。

御句、私はふた通りの解釈が浮かびました。年賀状は誰から誰へのものか、です。
1. 作者から恩師へのもの
 恩師を思いながら、恩師のイメージの花の絵を描いて出した。

2. 恩師から作者へのもの
 恩師から年賀状が届いたが、いかにも恩師を思いださせる花の絵が描かれていた。

どちらにも取れて想像が膨らみますが、もし、特定するとしましたら、

1. 作者から恩師へのもの
・年賀状恩師を想ひ花描けり

2. 恩師から作者へのもの
・年賀状恩師を想ふ花描かれ

などとするのも面白いかと思いました。よろしくお願いします。

点数: 2

「朝市に妻と手を組み冬莓」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 朝市に妻と手を組み冬莓

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。奥様と仲が良さそうで何よりです。ところで、コメントにある(よく登場する)「お嫁ちゃん」は奥様とは別の人ですか?息子さんの奥様ですか?ご投稿者の家族構成ははっきり言ってあまり詮索するものではないのですが、まささんの場合はこの点は押さえておきませんと、まずいコメントをしてしまう恐れがありますので(笑)…。よろしくお願いします。

さて御句の季語の「冬苺」、一応お伝えしておきますが、基本的には野山に自生する野いちごのことで、今の季節でもスーパーとかで売っているハウス栽培のイチゴではない、とする先生もいます。
でも、私の手元の歳時記ではセーフなので、ここはこれで進めますね。
十分にご認識であれば余計なことを申し訳ありません。

次に、「妻と手を組み」の措辞です。これは誰がどう考えてもすごい仲良し、夫婦円満言うことなしという光景ですよね。
それはとてもよろしいことですが、しかし俳句の場合は、それをダイレクトに言ってしまわずに、多少、想像の余地を残しておいて、読み手に「ああ、このご夫婦は仲がいいのだな」と思わせるくらいが上手い作り方と言われているようですよ。

・朝市や妻の好みの冬苺

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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