「年賀状恩師を想ふ花描けり」の批評
回答者 なお
いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。おっしゃるように季重なりは問題ないと思います。花は絵とのことですからね。
御句、私はふた通りの解釈が浮かびました。年賀状は誰から誰へのものか、です。
1. 作者から恩師へのもの
恩師を思いながら、恩師のイメージの花の絵を描いて出した。
2. 恩師から作者へのもの
恩師から年賀状が届いたが、いかにも恩師を思いださせる花の絵が描かれていた。
どちらにも取れて想像が膨らみますが、もし、特定するとしましたら、
1. 作者から恩師へのもの
・年賀状恩師を想ひ花描けり
2. 恩師から作者へのもの
・年賀状恩師を想ふ花描かれ
などとするのも面白いかと思いました。よろしくお願いします。
点数: 2
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季語が年賀状、花は本来は桜を指し、春の季語ですが、この場合の花は絵としての花です。
季重なりにならないか心配ですが、鑑賞、添削いただけますと幸いです。