俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1331ページ目

「自転車に潜みし罠や蝉爆弾」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 自転車に潜みし罠や蝉爆弾

とまけちさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。初めてとのこと、面白い俳句を詠みましたね!
とてもオリジナルな感じがしていいですよ。

ただ、ちょっとわからない人にはわからないかもしれませんね。
それは、「罠」がちょっときついかなと。特に誰かが仕掛けていたわけでもないですものね。
蝉爆弾はこだわりがあると思いますので残すとして、罠は外してもいいかもです。
私は、コメントにある「駐輪場」、これを入れたいと思いました。作者が少し自転車から離れていて、戻ってきたら驚いた!という意味を出すためです。

・駐輪場マイ自転車に蝉爆弾

最後に「!」を付けたいところですね!

点数: 2

「巴里祭の事など知らぬ君は猫」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 巴里祭の事など知らぬ君は猫

卯筒さん、こんにちは。
御句拝読しました。私は初読では本当のパリ祭のことかと思いましたが、もしかして五輪のことでしょうか?
どちらにしても、遠い空の下のことですね。

私は、巴里祭のことを知らないのが作者なのか猫なのか迷いましたが、これもまあ、どちらでも読み方によって楽しめますね。

・巴里のこと知るや知らずや眠る猫

まあ、猫ちゃんは知らないと思いますが、こんなのもありかと置かせていただきます。

点数: 1

「釣銭をふところ入れし今日の秋」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 釣銭をふところ入れし今日の秋

竜子さん、こんにちは。
拙句「あの記憶」にコメント有難うございました。八月もいいですね、勉強になります。

御句拝読しました。これは色々考えました。釣り銭なんて毎日のようにもらうでしょうに、なぜ立秋にことさら?それもなぜ懐に?

わかりませんでしたが、懐にと言っても小銭をそのまま突っ込むわけではないでしょう。ちゃんと財布に入れて、懐にしまうのでしょう。
今までは暑くて、例えばTシャツだったりしたから、懐に入れるなんてできなかった。だけど、少し涼しくなってきたので、薄手の着物を来て出かけた。だから懐にお財布を入れることができた。そんな感じでしょうか?

御句、このままで全然いいと思うのですが、懐に「入れる」という動詞が、ちょっとそのままかもと思い、

・釣銭をふところにする今日の秋

と提案させていただきます。

点数: 2

「手回しで聴くオルゴール秋澄めり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 手回しで聴くオルゴール秋澄めり

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「あの記憶」にコメントおよびご提案句を有難うございました。
私が「あの記憶」としたのは、あまり直接にしてしまうのはやめたほうがいいかな、と思ったからです。
人によって色々に取ってもらえばいい、恋人との記憶でないことは「風化させまじ」でわかりますからね。
最後の「夏の雲」はそれなりの暗示も込めたのですが、結論として今一つになってしまったかもですね。
八月は特殊な月ですから、ハッキリ言ったほうが良かったですね、勉強になりました!

さて御句拝読しました。素晴らしい。いい句ですねー。
それでも私は悔しいので(笑)、オルゴールは聴くのものだから「聴く」はいらないのでは?とか思って、

「秋澄めり◯◯手回しのオルゴール」

みたいなのを提案しようと思いました。ですが、◯◯がどうしても埋まらない。
そうこうしているうちに、「いや、この句では、「聴く」が必要なのでは?手回しのオルゴールがどこかに飾ってあって、それを見つめているなんていうのでは、「秋澄めり」と響かない!これは、鳴らなきゃダメなんだ!聴かなきゃダメなんだあー!」と思い(笑)、このままいただくことにしました。

なんの曲でしょう?

点数: 1

「今日は何故流れ逆らい泳ぐ君」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 今日は何故流れ逆らい泳ぐ君

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。厳しくしてくださいとのこと、よろしくお願いします。
いくつかの気になる点があります。一つは、俳句は自分の気持ちか目の前の景色を読むのが原則で、あまり君のことを詠むのは馴染みません(例外はたくさんあり)。
君は短歌にはよく登場します。恋の歌が多いからです。

次に、句の全体が疑問文になっていて、作者にも答えが出ていません。俳句は想像の文芸ですが、作者にもわからないことが読み手にわかるはずがありません。
これが例えば、

・君きょうは流れを逆に泳ぎをり

とかであれば、読み手はえ?なぜそんなことをするのだろう?と思ってくれるかもしれませんが、作者がなぜ?と言ってしまっては、「なんだ、作者ですらわからないのか、じゃあ私たちがわかるわけないよ」と思われてしまいそうです。

さらに、御句では「泳ぐ」が季語になっていると思いますが、「君」に意識が行き過ぎて、季語が立っていません(目立っていない)。

要するに、東野さんのおっしゃりたかったのは、コメントから、

・夏の海近寄りがたき君のいて
・今日は君ご機嫌斜め夏の海

というようなことではと思いました。季語を「泳ぐ」から「夏の海」にしました。川だったらすみません。
二句目は三段切れと言って上五中七下五がブチブチ切れて上手くありません。でも置かせていただきます。

点数: 0

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