俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1130ページ目

「ぽつねんとケータイ灯る冬木立」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ぽつねんとケータイ灯る冬木立

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。光景はわかります。脳裏に浮かびますよ。私も夜、スマホを見ながら歩く時は(基本的に絶対しないように心がけていますが)、自分の顔が下から照らされて、妖怪のようになっているだろうな、と思いながら歩いています。

さて御句ですが、いい感じなのですが、「ぽつねんと」の存在感が強くて…。まして、イサクさんではないですが、割と最近、出てきましたのでその印象もまださめやらず…。

私は、ケータイを見ながら歩いている人は、夏のホタルのように一人(一匹)ではないと思い、次のようにさせていただきました。

・ぽつぽつと灯るケータイ冬木立

「ケータイ灯る」と「灯るケータイ」では、後者の方が好きです。

点数: 2

「卵酒飲めば人形笑ふ部屋」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 卵酒飲めば人形笑ふ部屋

こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。長谷さんも卵酒は実はご記憶がないのですね。ですから、この「卵酒飲めば」というのは、普通であれば人形が笑うなどとは考えないが、卵酒で酔っ払って(または卵酒を飲むほどの高熱で)、人形が笑うかのように思える、ということですね。幻想的な句ですね。
しかし「人形が笑う」というと、あまり明るいコメディタッチにはなりませんね。逆に不気味なホラーな感じになりますね。コメントを読むと作者もそう感じていたようですからそれでいいのか。
私は、その家の子供が熱を出して苦しんでいるのだから、「早く治れ〜」と優しく微笑んであげているのではと思いました。
でも、優しく微笑んでも、熱でうなされた目には不気味に映るでしょうね(笑)。

・人形の注ぐ笑顔や卵酒

ごめんなさい、母親が人形がとても好きで大切にしていたので、「笑顔」にさせてください。個人的好みです。

点数: 1

「長い目でみよう来るイブ来年も」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 長い目でみよう来るイブ来年も

こんにちは。明子様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。ちょっとわかりにくい句ですね。でもわかりました。今年のクリスマスイブは予定がない、または誰も来ないとかで、とにかくあまり楽しくない。けれどまあいいさ、クリスマスは来年もあるのだから長い目でみよう、という句意ですよね。

他の方のご指摘にもありますが、季語がありませんね…。「イブ」を季語のおつもりで置かれたのかもしれませんが、イブは「前夜」という意味ですので、季語ではありません。
ここはオーソドックスに「クリスマス」ではいかがですか?

・焦らずも毎年来るやクリスマス

点数: 1

「黙々とひたすらに喰ふずわい蟹」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 黙々とひたすらに喰ふずわい蟹

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。わはは、笑えますね!激しく共感します!
以前、ある仕事の打ち上げで、みんなで寿司屋に集まった時に、わーっと騒ぎたいと思ったのに、大将が気を利かせたつもりで蟹を出してくれた。幹事役の私は嫌な予感。案の定、みんな無言(笑)。
もうすぐ来る正月も、子どもたちは蟹が食べたいとか言いだした。仕方なく(?)、大量に用意して冷凍してあるけど、みんなおしゃべりしてくれるかな?

さて御句、このようにしてみてはいかがでしょう。

・ひたすらにただ黙々とずわい蟹
・黙々とただひたすらにずわい蟹

「喰ふ」は言わなくてもわかるかと思いました。ただその代わりに入れるのが「ただ」が最適かというと自信がありません。私は好きなのだけれど…。ごめんなさい。

点数: 0

「アルバムを捲る手を止め卵酒」の批評

回答者 なお

添削した俳句: アルバムを捲る手を止め卵酒

こんにちは。茶秋様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。げばさんのような感じの句ですね。
茶秋さんも私と同じく、卵酒飲んだことないのですよね。
そこで私は、風邪ひいた時に、母親が何をしてくれたか思い出してみました。二つありました。
一つは、梅干しを焦がして、そこにお湯かお茶を注いで飲みました。これは効きました。長じても自分でやってました。
もう一つは、長ネギを焼いて、手ぬぐいで巻いてそれを首に巻くのです。ずーっと温かくて気持ちよかったです。ちょっと臭かったけど。

御句、普通に考えると、卵酒を飲むということは風邪をひいているのだから、アルバムなんて見ていないで、早く寝たら?と思いますよ(笑)。
げばさんのコメントのように、手酌酒とかならわかりますけどね。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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