「壁紙の継ぎ目あざやか九月の夜」の批評
回答者 なおじい
添削した俳句: 壁紙の継ぎ目あざやか九月の夜
こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
拙句、「月見ろ」「ぎすぎすと」「住む人の」等、温かく見てくださって有難うございます。大いに励みになります。
御句、いわゆる「目の付け所」がすごいですね。真似ができません。壁紙の継ぎ目。それも「あざやか」という形容動詞。私であれば、「壁紙の継ぎ目の目立つ」としたと思います。壁紙の継ぎ目、我が家はもう古いので、めくれ上がって、悪い意味であざやかです(笑)。
そんな、出来れば目に入れたくない、考えたくないものにも気がいってしまう。それもみな季節のせい、物思う秋の夜長だからなのだ、という句意だと思いました。
私の提案句は、特別「九月」にはこだわらず、それより夜長を入れたいと思って次のように置かせていただきます。
・壁紙の継ぎ目の目立つ夜長かな
しかし、ご自身でDIYをおやりになるとはすごいですね。私も好きですが、ちまちましたことしか出来なくなりました。
点数: 1