俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1377ページ目

「スカーフをサイケに決めし敬老日」の批評

回答者 なお

添削した俳句: スカーフをサイケに決めし敬老日

竜虎さん、こんにちは。
御句拝読しました。なんだ、竜子さんではないのですか?つまらない(笑)。
うそうそ、もし竜子さんであれば。

・スカーフをサイケに決めて敬老日

とご提案しようと思っていました。この方が本人感が増し、さあ行くぞ感が出ると思ったからです。
しかし「サイケ」、いいなぁ、この昭和感(笑)。平成のメンバーはお分かりでしょうか?

・肩に腰に派手なスカーフ敬老日

これでは類想でしょう。やはり「サイケ」、オリジナリティあります!

点数: 1

「燕帰る来春帰るそのままに」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 燕帰る来春帰るそのままに

笙染さん、こんにちは。
御句拝読しました。燕の渡り鳥としての生態をお詠みですよね。いなくなると寂しくなりますね。

先にイサクさんが非常にわかりやすく、論理的にご説明くださっているので、後追いとか蛇足のようにも思いますが、笙染さんファンとして私にもお伝えさせてください。

御句、確かに原句のままではわかりにくいです。
「燕帰る」というのは秋になり越冬のために南方へ渡る(我々からすると行ってしまう)ことを言います。それなのに、そのすぐ後にそれは来春と言っています(実際は違う意味だと思いますがそう取れます)。
そのため、続く「そのまま」の意味が取りづらくなっています。

先日、私はどなたかのご投句に、「渡り鳥とはあちこち渡り歩くものではなく、ある決まった場所に戻ってくる」みたいなことを書きました。
御句の「そのまま」はそのように、あちこちフラフラするのではなく、また、その時季になったらこの地に戻ってくる、ということをおっしゃっているのだと思います。

句の内容(渡り鳥である燕に対する愛情や感慨)が素敵で印象深いだけに、なんとか調整して意図を伝えたいです。

・燕帰る春に戻ると言ひ残し

でも、これは燕帰るの季語に含まれていますからね…。
いっそ、全然関係ないことを合わせませんか?

・燕帰る今日はヤクルト巨人戦
・燕帰る誰がなるのか次期総理

ふざけているのではないです、燕が戻ってきた時には、スワローズは、この国は変わっているかな?そのままかな?という…。
よろしくお願いします。

点数: 1

「自慢げに赤い羽根挿す吾子なりき」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 自慢げに赤い羽根挿す吾子なりき

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。下五の「なりき」は、「〜であったものだなぁ」という意味だと思います。今のことではなくて、昔の思い出の句だと思いました。

このままでもいいと思いますが、もし提案するとすれば、例えば、上五「自慢げに」ですが、このように直接に言わずに、そのように思える動作とかを詠んで、読み手に「ああ、それは自慢しているのだろうなぁ」とか想像させるというのもありかと思いました。

・赤い羽根胸にのけぞる吾子なりき

「赤い羽根刺し胸を張る吾子なりき」とも考えましたが、中の句が説明的になるのではと思い、のけぞるとしました。のけぞるは大袈裟ですが、吾子ということで受け取ってもらえるかと。
よろしくお願いします。

点数: 1

「ぐあぐあと聞こゆ鳥語や渡り鳥」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ぐあぐあと聞こゆ鳥語や渡り鳥

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
御句拝読しました。「ぐあぐあ」というオノマトペといい、「鳥語」といい、なかなかオリジナリティに富んだ句ですね!
私は初読で、ご自身のコメントを見るまでは、空をぐあぐあ鳴きながら飛んでいくさまかと思いました。
コメントを拝読したら、降りてきたのですね!?それは賑やかなことでしたね。

私は、作者の意図として、ぐあぐあと鳥語は残したいかなーと思いました。できれば両方、ダメならどちらかだけでも。
そうなると、一番最初に省略可能なのは「聞こゆ」です。よく言う、聞こえたから俳句になるのであって、これは言わなくてもいいかもです。

・ぐあぐあと鳥語の会話渡り鳥
・渡り鳥降りろと鳥語ぐあぐあと
・ぐあぐあと降りて騒がし渡り鳥

点数: 1

「鳥渡る信濃路は山多かりき」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 鳥渡る信濃路は山多かりき

竜虎さん、こんにちは。
御句拝読しました。信濃の国は確かに山が多いですよね。

気になりましたのは、下五の「多かりき」の「き」です。「き」は過去の助詞だと思いますので、「信濃路は山が多かった」、という意味になるかと。言うまでもなく、山は今でも多いです。

そこで、

・鳥渡る信濃路は山多くして

などを考えましたがいかがでしょうか。
もし、昔の旅を思い出して、「信濃路は山が多かったなぁ。あんなところを越えていくのは大変だなぁ」ということなら、私の読み違いです。ごめんなさい。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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