俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1375ページ目

「帰り道月を見たからスイーツを」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 帰り道月を見たからスイーツを

豆柴、こんにちは。
御句拝読しました。これは率直で、面白い句ですねー。
実は何度もコメントしようとして、その度に用事が入り、いまになってしまいました。

御句、ヒッチ俳句さんのおっしゃるように、月を見たからという措辞が、そこがいいとも言えますが、やはり気になり、少し変えたいと思いました。

・スイーツを買う月を見た帰り道

でもこれって、「スイーツを買う」でしっかり切らないと、何がなんだかわかりませんね。

・コンビニで月の形のスイーツを

これだと、季語が生きてないというより存在しませんね(どら焼きを想定したのですが…)。月を見た帰りというのもわからない。

・月を見てスイーツ求むる帰り道

これにします!

点数: 1

「ふり仰ぎ坂上り切る星月夜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ふり仰ぎ坂上り切る星月夜

宙也さん、こんにちは。
御句拝読しました。
ふり仰ぐ、というのは振り返りながら仰ぎ見ることでしょうか。
また、上りきるというのは、動詞+きる、で最後までやり遂げるという意味ですよね?
そうなりますと、複合動詞を二つに分けると、一つの俳句の中に動詞が四つもあることになります。
それがいけないということではなくて、そうすると、いきおい動作の手順や行動の報告の説明文のようになりがちです。
御句、もしまだてっぺんまで行っていないのだとしたら、コメントをうまく活用して、

・振り返りつつ頂へ星月夜

などというのもありかと思いました。

点数: 0

「ぴつぴつの軆のラインだす水着」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ぴつぴつの軆のラインだす水着

かぬまっこさん、再訪です。
他の方への添削で例句をお出しですが、最初の「あ」の字が抜けてます。
余計なおせっかいかもしれませんがよろしくお願いします。

点数: 1

「思ふことも過ちかな秋の宵」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 思ふことも過ちかな秋の宵

Ricolaさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。恋の句ですねー。
いくつかお伝えさせてください。
まず、俳句は十七音しかない非常に短い文芸です。それに対して、恋というものはとても複雑な背景を持っています。それをこの短い中で語るのは非常に難しいことです。
まして恋は心の中のことですので、俳句の描こうとしている雪月花、すなわち季節の移ろいや自然の営みとは縁遠いものとなりがちで、第三者からはよくわからない句になりがちです。実際、御句もそうです。

次に御句の作りについてですが、俳句は五七五が基本であるところ、六六五になっています。合計では十七音になりますが、流れが良いとは言いにくいです。

また、中の句にある「かな」ですが、これはどういう意味でお使いでしょうか?なんとなく、「これは過ちなのかな?」という意味のように思います。もしそうなら、読み替えたほうがいいです。理由は二つ。一つは、俳句で「かな」は詠嘆の切れ字と言って、主に最後に置かれて「〜だなぁ」という意味を持ちます。それと混同してしまいます。

二つ目は、過ちなのかな?と聞かれても、読み手は困ります。俳句は読み手に想像はさせても、問いかけて答えを求めるようなことはあまりしませんから。

長くなりましたが、そのようなわけで、端的に提案するならば、

・思ふことすら過ちと秋の宵

となりますが、映像がなくてなんだかわからない点は変わりません。
そこで、読み手にわかってもらうためにも、

・メール打ち送信悩む秋の宵

とかにしますと、少し見えてきたかもです。

点数: 1

「武蔵野の空はひろびろ鳥渡る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 武蔵野の空はひろびろ鳥渡る

竜虎さん、こんにちは。拙句「老眼鏡」にコメントおよびご提案句を有難うございました。
おっしゃるとおり、誂へしには、ちょっといいものにしたのだよ、という意味も込めました(笑)。度が進んだのもありましたけどね!

さて御句拝読しました。武蔵野、いいですねー。とても詩的な句です。
空がひろびろ、という代わりに、

・武蔵野のそら悠々と鳥渡る

で広さを表せないかと思いもしましたが、鳥が悠々としているかどうかはわかりませんものね。ヒイヒイ言いながら飛んでいるかもしれない(笑)。
客観的な描写の、このままでいただきます!

点数: 1

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