俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1324ページ目

「このやうな夏の日に君生まれたり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: このやうな夏の日に君生まれたり

宙也さん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいい。好きな句です。私も夏の日の生まれですのでね(笑)。

このような、というのは、暑いということですよね。
母親から子どもに、「あの日は大変だったんだよ〜、暑くてさ」という句にも読めますし、恋人同士や夫婦で言っているようにも読めます。

お尋ねの「やうな」か「ような」ですが、最後を「たり」と文語表現になさっているので、「やうな」がいいのではと思います。
そしてその「生まれたり」ですが、もしかしたら「生まれけり」だと詠嘆の意味が強く出るかもしれません。
この辺はもっと詳しい方がいらっしゃるので、コメントを待ちましょうか。

点数: 2

「ひまわりや仰ぎ見ん退職の朝」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ひまわりや仰ぎ見ん退職の朝

勝野恵美子さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。今日がご退職の日ですか。どのようなご事情かは存じませんが、長い間、お疲れ様でした!

そんな複雑なお気持ちの詰まったと思われる御句、そのまま大切にしまっておいてと申し上げたいところですが、道場にご投句いただきましたので気がついた点をお伝えします。

ひまわりやと切れを入れてますが、ここは引き続きひまわりが主役ですので切らずに続けましょうか。ひまわりが作者を仰ぎ見ているのか、作者がひまわりを仰ぎ見ているのかわからなくなります。どちらでもいいかもしれませんが。

・仰ぎ見るひまわり退職の朝に
・向日葵を仰ぎ見る退職の朝
・退職の朝ひまわりに見送られ

ご退職になったら、少しお時間ができるのでは?また俳句を投句してください。お待ちしています!

点数: 2

「炎天や老婆は真言を勤めに」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 炎天や老婆は真言を勤めに

竜田姫さん、こんにちは。
御句拝読しました。真言を勤めに、というのは、お地蔵様を毎日拝むということですか?
それであれば、少しわかりやすくして、かつ字余りの調整のために、十七音という字数制限もありますので、少し読み替えしてもいいでしょうか?

・炎天や般若心経読む老婆
・炎天の路傍に経を読む老婆

点数: 2

「夕暮れや青田がなびく南風」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夕暮れや青田がなびく南風

ノグチーズさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。いい風景だと思いますが、俳句季語一つが基本です。御句、「青田」と「南風」ともに夏の季語です。南風は「みなみ」とも読みます。

ご懸念の「青田が」は「青田の」のほうがいいでしょう。俳句では「◯◯が」とすると散文的と言われて評価が低くなります。

・夕暮れてふたたびなびく青田かな

青田がなびく、ではなく、なびく青田、としたかったのと、最後をかなで締める、そのために「夕暮れや」は「夕暮れて」として詠嘆の「や」を外しました。

なぜ「ふたたび」としたかと言いますと、しばらく青田は動かなかったのだけれど、夕方になって南風が吹いてきてまたなびくようになった、というような意図です。

いかがでしょうか。ぜひ他の方々のご意見も聞いてみてくださいね。

点数: 0

「裸婦像の熱を帯び往き夏休み」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 裸婦像の熱を帯び往き夏休み

豆柴さん、こんにちは。
御句拝読しました。少年少女時代の夏休みは、心身ともに成長する時期ですよね。誰にも色々な思い出があると思います。
御句もわかるのですが、ただ、ご自身でもご懸念のように、「熱を帯び往く」がわかりにくいかもです。
なんでもわかりやすければいいというものではないですが、作句して披露するからには、読み手にわかっていただきたいですよね。
私としては、特に「往く」がわかりませんでした。主体は作者と思いますが、どこに「往く」のか?なぜ「行く」ではないのか?
もしかしたら?と感じるものはありますが、そこまで言わずに、

・裸婦像に熱を感じる夏休み

ではいかがかと思います。
もし、「いや、違うんだよ〜」と言うことであればごめんなさい!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

散る銀杏かと思いきや冬の蝶

回答数 : 8

投稿日時:

水鳥の白きの中に黒一羽

回答数 : 18

投稿日時:

カニ缶の歳暮いつしかツナ缶に

回答数 : 25

投稿日時:

冬の山徒歩三分の露天風呂

回答数 : 16

投稿日時:

低山と言へど急坂寒椿

回答数 : 25

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

春雷の闇を叩きて窓の内

作者名 こま爺 回答数 : 4

投稿日時:

この縁大事にしやう冬ひばり

作者名 あらちゃん 回答数 : 1

投稿日時:

万緑や仁川に蛍放つかな

作者名 鉄道員 回答数 : 1

投稿日時:

要望:厳しくしてください

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ