俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1129ページ目

「はらはらと落ち葉背中にバーベキュー」の批評

回答者 なお

添削した俳句: はらはらと落ち葉背中にバーベキュー

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。バーベキューと言えば夏の行事と言われていて、私の歳時記にも夏の季語のキャンプの傍題として掲載されていますが、秋でも気持ちがいいですよね。

ですからこの句には冬の季語の「落葉」と夏の季語の「バーベキュー」が共存しているのですが、私はバーベキューはいつでも楽しいのでここでは季語と考えないで進めたいと思います(私の個人的考えです)。
そうなりますと、私としては、季語である落葉にフォーカスを当てたい。今のままですと、落ち葉が背中にあるけど構わずバーベキュー、みたいな気がします。バーベキューの句ならそれでいいのですが、落葉の句にしたいので、

・バーベキュー焼き手の背に降る落葉

背は「せな」と読み、悪くないと思ったのですが、「バーベキューを焼いて手の甲に落葉が〜」のように読めますね。ダメだ。

・バーベキュー囲む仲間に降る落葉

背中が消えてしまいました。
落葉は降るのが当然なので下五は「落葉かな」のほうがいいかもしれません。
何かのご参考になれば幸甚です。

点数: 2

「炬燵猫入るか入らぬかやはり入る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 炬燵猫入るか入らぬかやはり入る

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。
猫ちゃん可愛いらしいですね。
このサイトではお飼いになっている猫ちゃんの句を詠む方が少なくないですがうらやましいです。我が家の猫ちゃんは、みな可哀想な死に方をさせてしまったので、それ以来飼っていないです。

さて御句、いいのですが、できれば「やはり」でないほうがと思いました。「やはり」は作者の「私は前からそう思っていたんだよ。当たりだな」という感情が思い切り出ていて、それはこの句の狙いかもしれませんし必ずしも良くない訳ではないのですが、私としては、そうは書かずにそう匂わせて読者の共感を誘ったほうが、印象に残る句作りになるのではと思いました。

ご自身のコメントの「結局は」でもいいかと思いますが、次のようなのを考えました。

・入る入らぬ繰り返し入る炬燵猫

何かのご参考になれば幸甚です。

点数: 1

「朝霧の牛鳴くのみぞ牧の原」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 朝霧の牛鳴くのみぞ牧の原

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。これは、牧場が朝の霧が濃くて何も見えず、ただ牛の鳴く声が聞こえるのみ、という句ですね。そういうこともあるでしょうね。
私はこんなのを考えました。

・早朝の霧の牧場(まきば)に牛ぞ鳴く
・牛鳴くも見えぬ牧場の霧の中
・鳴き声で牧場とわかる霧の中

牧場は、みな「まきば」としました。竜子さんは「牧の原」となさっていますが、これは何かこだわりがありますか?
というのは、私の友人が千葉県の印西牧の原というところに住んでいまして、初読で「えっ?」と思ったからです。
よろしくお願いします。

点数: 1

「霧の中もの売り声の聞こえけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 霧の中もの売り声の聞こえけり

竜子さん、こんにちは。
朝霧の中を物売りの声が、聞こえてくる。映画のワンシーンみたいですね。

私の悪い癖で、先の方の意見と同じなら、「いいね!」を、ポチッとすればそれで済むのに、同じだと言いにのこのこ出てきます。

感じさんと同じ意見。時刻を朝をアピールして、「物売り声の」を「物売りの声」としたいと思いました。

点数: 1

「もういいかしら洋梨に問ふてをり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: もういいかしら洋梨に問ふてをり

おかえさきさん、こんにちは。
御句拝読しました。
面白いですね。口語の柔らかさが生きています。

下五の「をり」は私は「問ふてみる」などいいかと思いました。作者の茶目っ気と秋の奥深さが出るのではと思いました。

「もういいかしら」がバッチリ七音なので、中七に置きたくなります。でもいきなり「もういいかしら?」と始まるところに「なんだ?」というサプライズがあるのでしょうね。

それならいっそ、

・もういいかしらと尋ねる洋梨に

「洋梨」という種明かしを最後に持ってくるのはどうかと思いましたが、良くないですね。
これだと何を聞いているのだかわからなくなります。語順は原句のままでいいようです。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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散る銀杏かと思いきや冬の蝶

回答数 : 13

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投稿日時:

冬の山徒歩三分の露天風呂

回答数 : 16

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回答数 : 25

投稿日時:

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