俳句添削道場(投句と批評)

卓鐘さんの添削最新の投稿順の29ページ目

「南吹く大吊橋に挑みけり」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 南吹く大吊橋に挑みけり

ストレートでいい句ですね。
季語がまたいいです。蒸し暑い風が、なんともいえない恐怖を煽ります。

点数: 0

二人きて泉に洗う手が触れる

回答者 卓鐘

添削した俳句: 二人きて泉に幸と記しけり

ごめんなさい、ちょっとくさい三流ドラマを見せられた気分になりました。本当ごめんなさい。

2点、引っかかる部分があります
一つ目は、「幸」です。二人きてと客観描写になっているので、作者はこの二人のどちらかではない。作者がどちらかならば、「君と来た」などになると思います。二人をある程度距離を置いているのに、なぜ「幸」と泉に書いたことがわかるのか?(ストーカー?)
二つ目は、「記す」です。「記す」はさすがに大袈裟ではないでしょうか?そこに残るように刻む的なニュアンスになりますが、泉に記憶させた的なことを言いたいのかもしれませんが。。。石碑にでも掘ったか?みたいな感じにもなるので、普通に「書く」くらいが良いかと思います。

点数: 2

泉辺に座するをんなや人魚めく

回答者 卓鐘

添削した俳句: 泉は鏡化粧を直す人魚かな

ファンタージーを詠むことは悪くないと思います。ただ、10人に理解されなくてもせめて半分くらいは理解をしてもらう工夫がいるかと思います。

その意味で少し、発想の飛躍が大きく共感よりも違和感が勝っちゃうかもしれません。飛躍した発想ができることは素晴らしいことですが、ちょっとだけ読者に歩み寄って欲しいところです。
・人魚が化粧することへの違和感(化粧しなくても美しいイメージなので)
・人魚が泉にいることへの違和感(人魚といえば海のイメージなので)
この二つの違和感を、あたかもそこに存在しているように詠んでいることが、素直に感性に共感できない原因かと思います。
あと細かいところでは、「泉は鏡」とまで説明しなくても鏡にしているんだと思わせることはできますね。

少し読み手に歩み寄ってトーンを落としましょう。いろんなやり方はあると思いますが、提案句は、泉のほとりにいる実際の女性の佇まいを人魚に重ね合わせるくらいのトーンで詠んでみました。

点数: 0

たまげただ泉に化粧する人魚

回答者 卓鐘

添削した俳句: 泉は鏡化粧を直す人魚かな

なおじいさんの提案句面白い!
なおじいさんの添削になりますが、「しかも」が説明的なので、ここは単に見た状況を「化粧する人魚」と描写しましょう^^

点数: 0

「懐かしき焼石香る夕立晴れ」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 懐かしき焼石香る夕立晴れ

焼石を懐かしいと感じる令和の大学生ってすごいなぁ。僕は40ですが、あまり懐かしいと感じる経験が。。。

御句、成長が半端じゃないです。さすが。焼き石が夕立で濡れて雨の香りに混ざって焼き石の香りもそこに立つ。その全体の光景を懐かしいと感じる。そうした景がちゃんと出てますね。
きっちり二物衝撃の俳句ができています。もう中級以上のアドバイスができますね。(偉そうに言っている僕は、初級レベルと自覚しています。)

「懐かしき」は作者の主観なのでそこを押し付けない方がいいです。焼石と夕があれば多くの読み手が懐かしいと感じてくれるはず。
「XXXXX焼石香る夕立晴れ」 上五何入れましょうか。宿題とします。(すぐに、思いつかない言い訳です。)

点数: 1

卓鐘さんの俳句添削依頼

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