俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1533ページ目

「空すべて空色となり春来る」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 空すべて空色となり春来る

おはようございます。
慈雨様なので濃いところからスタートしますね。

◆中七下五の連用形接続で、下五に動詞が入る季語
 意図的なら、因果っぽく受け取らせようという演出意図のあるかたち。
 意図的でないなら、「〜となり」「来たる」がつながるため、「説明」「因果」という感想も出る可能性がありますよ、というものですね。
◆このまま句を受け取ると、空(の一部)は冬の間ずっと空色ではなかった、と作者(作中主体)は思っていることになる気が。一読では共感を得られにくいかな?

「すべて」「〜となり」の部分が直感的に気になりました、上の両方に関わっているのは「〜となり」の方。ひとまずそちらを省略する提案を。

・空すべて空色春は来たりけり

点数: 3

「残雪の白き無垢色輝けリ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 残雪の白き無垢色輝けリ

こんばんは。

無垢な(の)色、と感じられたところが句のよいところだと思います。

◆残雪を「白い」「無垢色」「輝く」と三度も描写しているのですが、多すぎて窮屈になっているようです。特に「無垢色」という造語っぽい言い回しが窮屈なような。
◆「雪」に「白」は当たり前というか、いろいろな文芸・詩でも言われていることば。わざわざ強調する必要があるかどうか
◆「輝く」は積もった雪の描写ではややありきたりで無難なところですが、「白い」よりはマシかと。「無垢な(の)色が輝く」という文脈であれば雪の描写とも言い切れません

ということで、「無垢な(の)色」を上手に使って、「白い」を省略してみます。

・残雪や無垢な色して輝ける
 ※輝けるは動詞「輝く」+助動詞「り」の連体形。「や+けり」ではありません。

「白」を残す手もあります。「白」と言えば「色」は不要かと・・

・残雪の無垢なる白の輝けり
 ※この場合は上五「の」でいいと思います

点数: 2

「昏き夜の羅生門閉づ余寒かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 昏き夜の羅生門閉づ余寒かな

昏き夜の羅生門閉づ余寒かな

こんにちは。お久しぶりです。

◆よく言われることですが、下五「かな」構文では切れを入れない方がいいです。中七「閉づ」が終止形でぶっつり切れていますので、繋ぐ調整をした方が。
 「羅生門」が五音、「閉づる」と連体形は三音なので、語順このままの調整は難しいです。
◆「昏い」は日が暮れてうす暗い意味を主とするので、「夜」の修飾語としてはイマイチかもしれません。

両方解消するためには、語順調整ですかね。

・羅生門閉ぢたる夜の余寒かな

下五「かな」構文にこだわらない方が、いろいろ膨らむかもしれません。

・羅生門閉ぢて余寒の夜半に居り
・羅生門閉ぢて余寒の夜半の黙

点数: 2

「春炬燵の暖かな小春日和」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 春炬燵の暖かな小春日和

こんにちは。はじめまして。

◆別の句に他の方がおっしゃっておりますが、五七五を守る努力はした方がいいと思います。

季語はひとつ、も守った方がいいです。
 「春炬燵」・・春の季語
 「暖か」・・春の季語
 「小春日和」・・初冬(11月~12月頃)の季語

この二点が守られていない句は、この二点を指摘するばかりになり、みなさんがコメントすることも難しいと思います。

素直に詠むのは俳句にとって大切なことです。
が「わざわざ俳句でなくても、短歌や短詩でもいいじゃん?!」という状態の一文は、俳句としての評価もアドバイスも難しいです。
まずは一般的な「俳句」に近づけてみることをお勧めします。

点数: 0

「土俵擦る足先凍る初稽古」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 土俵擦る足先凍る初稽古

こんにちは。はじめまして。

◆意味は理解できる句です。
俳句は十七音と短く、複数の気持ちを一句に入れるのは難しいです。
 コメントは「冬の稽古の冷たさ」ですし、句にも「足先凍る」とあります。一方、「初稽古」という季語は新年あらたまった気持ちの季語。
 どちらを重視しましょうか?
◆個人的には「足先凍る」が季語っぽく見えるのも気になるところです。他の冬の季語があれば「手足が冷たい」ことを説明したくはないかも。

 コメントにお気持ちがこもっています。その気持ちに寄せるならば、季語を「寒稽古」とした方がよいように思います。
 「寒稽古」+相撲の稽古であることがわかれば、「足先凍る」という説明は不要で、「寒稽古」という季語によって「手足が冷たいだろう」という状況は受け手が理解してくれると思います。

・土俵擦る少年の足寒稽古

もしどうしても季語「初稽古」で詠みたい、というのであれば、読者の気持ちは「寒い」よりも「年が改まって初めての初めての稽古の感慨」に寄ります。
 ただ、これはこれで冬の寒い時期の季語なので俳句としては「足先凍る」という説明は回避したいです。

点数: 1

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