俳句添削道場(投句と批評)

秋沙美 洋さんの添削投稿の古い順の5ページ目

「味噌汁へしめじいっぱい子の注文」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 味噌汁へしめじいっぱい子の注文

えこさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

「しめじいっぱい入れてね!」という子供のお願いが何とも可愛らしい一句だと思いました。ありのままの出来事を素直に詠んでいて、とても良いと思います。
ただ個人的には、「子の注文」というワードが少し固いような、また俳句として鑑賞した時にやや散文的かなと感じました。
もっと柔らかい表現は無いかなと思案しましたが……「リクエスト」なんてどうでしょうか。
味噌汁という漢字も「みそ汁」と開けば、なんだか子供のいる食卓って感じがしませんか?

「みそ汁のしめじは吾子のリクエスト」

点数: 0

「すすきとりのんびり歩く住宅街」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: すすきとりのんびり歩く住宅街

水越さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

すすきを片手にのんびり歩く様子が、何とも秋らしくさわやかで良い光景だなと思いました。
コメントを見るまでは一人で散歩しているのかなと読んでしまいました。老齢の…老人ホーム…介護施設…色々とワードを捻ってみましたが、なかなか俳句の器に落とし込める丁度良いワードが探せませんでした。すみません(笑
字余りで恐縮ですが、コメントを元に一句捻ってみました。

「すすき手にゆっくり施設の散歩の日」

点数: 1

「領海の秋天守る巡視船」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 領海の秋天守る巡視船

そうりさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

巡視船という大きなアイテムと秋天の対比が良い組み合わせだなと思いました。
ただ個人的には、巡視船は領海を守るのが仕事ですので、「領海」「守る」といった語の後に「巡視船」と来るのは当たり前のように思い、そこだけ少し勿体無いように感じました。
その辺りを少し削りつつ、一句捻ってみました。

秋天や平和の海の巡視船

点数: 1

「姫様の鶴の舞橋星月夜」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 姫様の鶴の舞橋星月夜

堀籠さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

鶴の舞橋、行った事はありませんが存じております。姫様の昔話は初めて聞きましたが、そんな言い伝えがあったのですね。
星月に照らされる巨大な木造の橋、さぞ綺麗な事でしょう。
「鶴の舞橋」「星月夜」これだけで12文字。さらに「姫」というワードは抜いたら全く違う句になってしまうので、後3文字で工夫するしかなく、俳句としては大変難しい題材を選んだなと思います。
「様」と姫を強調する代わりに「想う」という動詞を入れて、語り手の姿が少し見えるような作りにするのはどうでしょうか。

「鶴の舞橋姫想う星月夜」

点数: 1

「うどん屋の無料コーヒー秋麗」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: うどん屋の無料コーヒー秋麗

えこさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

この句、すごく好きです笑
うどん屋の無料コーヒー嬉しいな、ただそれだけの内容かもしれませんが、秋麗という季語がバチっとハマっていますね。
コーヒーをタダで飲めた嬉しさ、そして語り手の少しちゃっかりした雰囲気が、「秋麗」からとてもよく伝わってきました。
自分の勉強のためにも、批評と添削はなるべくセットでと考えていて
「うどん屋のコーヒーの香よ秋麗」
「秋麗うどんの後はコーヒーで」
などと色々ゴチャゴチャ捻ったのですが、こればっかりはやはり、えこさんの原句が一番良いと思います。

点数: 1

秋沙美 洋さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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