俳句添削道場(投句と批評)

添削と批評一覧得点の高い順の4592ページ目

「種ふたつ抜かれおる秋の向日葵」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 種ふたつ抜かれおる秋の向日葵

鳥越暁様、拙句へのコメントありがとうございます。
おっしゃるようにリズムでは”唐辛子”が先の方が良いですね。ただあの語順は、意図的です。リズムを崩し、ぎくしゃくした感じを出した方が、句の内容に合っているのではないかと判断しました。

さて御句ですが、「抜かれおる」という表現に、鳥越様の実感が感じられます。また季重なり「秋の向日葵」も、夏の勢いのある向日葵ではなく、秋になり枯れてきた向日葵の様子が想像できるので、私はアリだと思います。

点数: 1

「種ふたつ抜かれおる秋の向日葵」の批評

回答者 三男

添削した俳句: 種ふたつ抜かれおる秋の向日葵

鳥越暁さま 改めておじゃまいたします。
お話を伺い、実際こそが全ての真実ですから様子をしっかり理解いたしました。ありがとうございます。
ところでこちらでは爪子(グアズ)と言いますが、向日葵の種は南瓜や西瓜の種などとともにお茶の際にいただく習慣があり、殻を上下の歯で割り中の実(胚芽)を食べます。とても美味しく、また文化の違いを感じました。
話は戻りまして金木犀へのご感想をありがとうございます。皆さま方の作品から良い点を学んでいますが、鳥越さまからいただいた批評のとおり脇の甘さが今の私の現状です。
まだまだ時間がかかるでしょうが、学びの成果を作品でお伝えできるようこれからも勉強を続けてまいります。
本日もありがとうございました。

点数: 1

秋天の領海は凪巡視船

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 領海の秋天守る巡視船

 そうり様、ご無沙汰しております。コメントが遅くなりがちで、申し訳ありません。

 さて御句ですが、他の方も指摘なさっているように「巡視船」とあれば”守る”は不要かなと思います。そうり様の実力であれば、海をもっと具体的に描写することで”領海を守っている”ことが伝わるようにすることは、十分可能ではないでしょうか。

例)秋天の領海は凪巡視船
 

点数: 1

テラス席しずかアリアの虫の声

回答者 南風の記憶

添削した俳句: ものおもい聴こえる虫の声アリア

 吟様、お世話になります。

 早速御句についてですが、「ものおもい」「聴こえる」は不要かなと思います。また原句の”テラス席”は、読み手に状況を伝える具体的な情報なので、残すべきです。

例)テラス席しずかアリアの虫の声

 句またがりの型を使いました。前半「テラス席しずか」で、テラス席にいる人物の様子を伝えます(物思いしていることは読み手に想像させます)。そして後半で「アリアの虫の声」として、テラス席で物思いしつつ、虫の声を聴いている情景を描写します。いかがでしょうか。

点数: 1

「領海の秋天守る巡視船」の批評

回答者 いなだはまち

添削した俳句: 領海の秋天守る巡視船

そうり様
だいぶ腕をあげておられますが、入選句は
そうり様独自の視点や気づきを作者の立ち位置が分かる表現で作られた句が多いかと存じます。

御句は、ニュース映像を説明した感じで、そうり様のオリジナリティがありません。
俳句

旅行の写真で人が映っていないものは、撮ったときの「やった!感」は失せて見向きもされない「その他の一枚」に大抵なります。俳句も似ているような気がします。

日常に俳句の種は、ごろごろしてますので、12音に作者のオリジナリティを少し出して、託せる季語を探すことで、奥行きのある句になりそうです。

注意したいのは、一物仕立っぽい説明句になったり、内容が季語と近すぎたりすることかと存じます。
季語を立てて、省略により余韻と余情。
その辺もアドバイスして差し上げてください。

点数: 1

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ