俳句添削道場(投句と批評)

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脱衣所の合わせ鏡へ冬の蝿

作者 鬼胡桃  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

2回とも冬に似た光景を目撃しましました。
一度目は、地元にある温泉施設の脱衣所に、合わせ鏡の髪を乾かすスペースに、時期外れの蝿が突然現れました。弱々しい様子で、合わせ鏡の空間をクルクル回り続けて、最後に合わせ鏡の鏡へ突っ込んでぶつかり床に落ち、動いている素振りがなかったので生き絶えたか気絶したのかとおもい。
2回目は温泉旅行の時に、脱衣所で合わせ鏡のスペースがあり、一回目の時と同じ様に、突然現れた蝿がクルクル回り続けて、最後に合わせ鏡の鏡へ突っ込んでぶつかり床に落ちました。
この様な光景を句にしました。

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「脱衣所の合わせ鏡へ冬の蝿」の批評

回答者 秋沙美 洋

カイさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

正直、今までのカイさんの作句からすると段違いに良くなった句だと思います。
「脱衣所」でまず光景が出てきて、次の「合わせ鏡」で鏡を見る人物が出てきます。必然的に鏡を使った仕草(風呂上がりの体を拭いている、スキンケアをしているなど)を読み手は思い浮かべますね。
そこへやってくる「冬の蝿」という着地の仕方が良いですねー。
正直今までのカイさんだったら「身体を拭いています」「冬の蝿がフラフラと現れました」などのような説明の言葉が出ていたと思います。今回の句ではそれらを一切排除し、光景だけを描く事に成功していますね。

ちょっと嬉しくなってるのでまだ褒めます。特に良いのは助詞の「へ」ですね。もしこれが「に」になっていたら、蝿の動きが全く違う物になっていました。句意にぴったりフィットする助詞を選ばれたと思います。

これは添削不要ですね。このままで。

句の評価:
★★★★★

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添削対象の句『脱衣所の合わせ鏡へ冬の蝿』 作者: 鬼胡桃
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