俳句添削道場(投句と批評)

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音も無き闇よりワカサギ踊り来る

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 音も無き闇よりワカサギ躍り来る

北野きのこ様、おはようございます。ワカサギの句ですね。
まず、穴釣りの様子について、音も無き闇、ワカサギときているので通じると思います。ダイレクトに穴釣りなんて詠ってしまうのもありですね。
ワカサギが季語として機能しているのか、この句は釣り上げた瞬間を詠っているので機能していると思います。当たりを待っている心理的状況を詠いたいのであれば穴釣りと冬の季語を合わせても良いのでは。
ワカサギ、公魚、どれでも良いと思いますが春らしさが出るのは鰙ですかね。
静寂なる闇鰙の踊りけり
と提案させて頂きます。

点数: 1

「鰭酒を呷る戦禍の将士かな」の批評

回答者 白井百合子

添削した俳句: 鰭酒を呷る戦禍の将士かな

ハオニーさんこんにちは。
コメント、添削をありがとうございます。
鰭酒の句とても難しい句なので漢字を調べ意味を調べ読んでみました。
なんて寂しくて悲しい句なのだろうかと思いました。
将校と兵士がいっしょに酒をあおる。
負けて仲間になったのでしょうね。
戦争は絶対してはいけません❗

点数: 1

鰭酒を呷る戦禍の将士かな

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 鰭酒を呷る戦禍の将士かな

ハオニー様、こんにちは。いつも的確なご添削誠にお疲れ様です。
句を拝見させて頂きました。僭越ながら数点、まず鰭酒についてです。太平洋戦争末期に果たして鰭はあったのでしょうか、少し疑問に感じました。『二級酒』なんて言葉が合うかもしれません。
また、戦禍の将士ですが、言葉が近いと思いました。戦時下の状況でしたら、酒を呷るシチュエーションを細かく描ければ良いと思いました。
一句失礼します。
燗酒を呷る大和の操舵かな
森下信衞氏について詠ってみました。

点数: 1

枯れ梅樹春告げ鳥の影透かすの批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 枯れ梅樹春告げ鳥の影透かす

晶良様、こんにちは。中七の春告げ鳥のですが、枯れ梅樹で春の様子は詠えているので推敲できます。枯れ梅樹は『老梅』などとすると味がでると思います。
老梅や囀る影のちらほらと
と提案させて頂きます。

点数: 1

「蜘蛛の巣の透き通っている大晦日」の批評

回答者 ねぎみそ

添削した俳句: 蜘蛛の巣の透き通っている大晦日

酔いどれ防人様、「冬の西瓜」の句に添削を有難うございます。兄の気持ちがちゃんと伝わると言って頂き嬉しかったです。父が病気であることの伝え方のヒントも有難うございます。どうすれば伝わるのか煮詰まっていました。
(あと、父は数年前に亡くなりました。二月に亡くなりましたのでこの時期は色々と思い出しています。状況が正確に伝わらないような句意のコメントで申し訳ありませんでした。)

『蜘蛛の巣の透き通っている大晦日』の感想ですが…、
昔、旅行中に蜘蛛の巣が霜の様なもので一面白くなっていて、光があたってきらめいているのを見たことがあります。
この句の蜘蛛の巣は反対に夜の蜘蛛の巣なので、暗さの中で透き通って見えるのですね。静かで妖しい美しさなのかなと想像しました。この句はとても印象に残っています。

点数: 1

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