砂浜を踏んで色なき風あたらし
回答者 ハオニー
添削した俳句: 色なき風一人残りし広き浜
実力がある程度ある人なら、色なき風と来たら「色」の対比を出した句を書きたくなるものです
直接、広き浜→白き浜
と直すことも可能ですが、やはり「色」を直接書かずに読み手に想像させたいところです
手直しをするとなると、外す必要が出てくるのは「残りし」です
「一人」とだけ言えばそこに1名の人物がいることが分かりますから、「残りし」と説明できるほど字数(正確には音数)がありません
簡単にやるなら
色なき風浜へ浜へと行く一人
砂浜の影へ吹きくる色なき風
こんな感じですね
これだと味わいはそこまでありませんから、言葉を詰めていく必要があります
別の対比をやってみましょう
「色なき風」の音にも着目しました
砂浜を踏んで色なき風あたらし
近くの「砂浜を踏む小さな音」と遠くからの「色なき風の強かったり弱かったりする音」で遠近感が出ているはずです
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