俳句添削道場(投句と批評)

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「新宿二丁目や烏瓜の花」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 新宿二丁目や烏瓜の花

腹胃壮さん

こんばんは。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
腹胃壮さん、『新版 20週俳句入門』がP170まで、『俳句文法心得帖』がp50まで、
今日は読み進められました(笑)。
両書とも、何回も大切に読み返して理解を深めますね。

「新宿二丁目」という場所の特定的なご表現が、繁華街の喧騒的な夜という感じを、
より強める効果的な言葉として機能していますね。
やっぱり、「新宿二丁目」なんですよね(笑)。
そうですよね。
季語の取り合わせが美しいなって思います。

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北風の窓を叩きぬ朝ぼらけ

回答者 腹井壮

添削した俳句: 昨夜来窓を叩いて北風過ぐる

おうちゃんさん、こんばんわ。

コメントにありましたが確かにそれは恐いですね。でも都会に住んでいると逆に自然のルーチンを感じられることが羨ましく思います。

原句は色々説明している割には句意が伝わってきません。朝ぼらけを使えば時間の推移が描写できます。「北風の」の「の」は文語上「が」に相当します。

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「霧雨の見上げた先は冬の虹」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 霧雨の見上げた先は冬の虹

哲之さん、こんばんわ。
氷のチャペルがなかなかの難工事になっています。
霧雨の向こうに冬の虹が見えるなんてなかなか見られない光景ですね。俳句として残したい気持ちはよくわかります。
ただ冬の虹を見た事もないうえ霧雨の中に見えている光景が全然イメージできません。よって推敲の際のアドバイスです。

まずこのパターンはオノマトペが効果的だと思います。実際に見た光景を思いだしながら考えてください。
最後になりますが霧雨は霧の傍題として秋の季語になります。ところが霧雨と同じ意味の糠雨 小糠雨 糸雨 細雨になると季語にはならないようです。

御健闘を祈ります。

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「ポッケよりのぞくリボンやクリスマス」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: ポッケよりのぞくリボンやクリスマス

度々、お邪魔します。
自分も確かにハオニーさんと同じ意見です。しかしフェイスブックの俳句サークルの管理人さんに「の」は切れ字だと断言されている方がいました。そのせいかそのサークルのメンバーの数人が「の」は切れ字と仰っております。
おそらく、芭蕉の「用いる時は四十八字皆切れ字なり」や

大寒の一戸も隠れなき故郷

は上五で切れているとか

三月の甘納豆のうふふふふ

は中七で切れている

なんていう事を有名な俳人達が解説しているからだと思います。

切れのない俳句を俳句と思っていないので自分としてはどうでもよい話ですが現代俳句の一つの考え方ではないでしょうか。

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