「玉子酒頑固親父の曳く屋台」の批評
回答者 ハオニー
添削した俳句: 玉子酒頑固親父の曳く屋台
玉子酒頑固親父の曳く屋台
句の説明の「アンタは風邪気味だから、玉子酒を飲んでおとなしくしていろ」とか言い出たげな頑固親父、このワンシーンはとても面白いですね
そのような自分の描きだしたイメージを読み手にしてもらえたら、感慨深くなるでしょうね
二択で悩んだようですが、私はもう一方「屋台曳く頑固親父の玉子酒」の方が近い気がします
玉子酒が最後に来ると、屋台の頑固親父が玉子酒?
と、頑固親父と玉子酒のギャップでインパクトがあります
「頑固親父の玉子酒...でいいんだよね?」と、熱燗なら普通、おでん酒なら平凡なところを、玉子酒で予想を裏切るんですからね
酔いどれ防人様は、玉子酒にまつわる頑固親父のシナリオを読み手に想像させたいようですので、最後にネタバラシをした方がいいでしょう(この場合は)
動詞一つで感情や状況まで推測できるため、私は動詞の選び方を一番気にします
「曳く」という動詞は、何かを引っ張っている、ズルズルと引きずるという意味があるようです
玉子酒という季語と取り合わせると...
親父さんが、「冬だろうと、屋台を休むわけにはいかない」と玉子酒を飲んで無理をしてまで屋台を引っ張っていく光景が出てきます
質素に手を入れるなら
屋台には頑固親父の玉子酒
「こんな軽い添削でいいの?」と思われるでしょう
「曳く」以外の15音はきちんと機能していますし、「曳く」だけが意図に沿わなかっただけです
「曳く」の代わりの動詞・形容詞を見つけられなかったため外しました
頑固オヤジ玉子酒煮る屋台かな
なんて句も考えましたが、上五が一音多くビシッと決まっていない上に別のシナリオのため、これは手直しとは呼べませんね
点数: 2
