俳句添削道場(投句と批評)

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「玉子酒頑固親父の曳く屋台」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 玉子酒頑固親父の曳く屋台

玉子酒頑固親父の曳く屋台

句の説明の「アンタは風邪気味だから、玉子酒を飲んでおとなしくしていろ」とか言い出たげな頑固親父、このワンシーンはとても面白いですね
そのような自分の描きだしたイメージを読み手にしてもらえたら、感慨深くなるでしょうね

二択で悩んだようですが、私はもう一方「屋台曳く頑固親父の玉子酒」の方が近い気がします
玉子酒が最後に来ると、屋台の頑固親父が玉子酒?
と、頑固親父と玉子酒のギャップでインパクトがあります
「頑固親父の玉子酒...でいいんだよね?」と、熱燗なら普通、おでん酒なら平凡なところを、玉子酒で予想を裏切るんですからね
酔いどれ防人様は、玉子酒にまつわる頑固親父のシナリオを読み手に想像させたいようですので、最後にネタバラシをした方がいいでしょう(この場合は)

動詞一つで感情や状況まで推測できるため、私は動詞の選び方を一番気にします
「曳く」という動詞は、何かを引っ張っている、ズルズルと引きずるという意味があるようです
玉子酒という季語と取り合わせると...
親父さんが、「冬だろうと、屋台を休むわけにはいかない」と玉子酒を飲んで無理をしてまで屋台を引っ張っていく光景が出てきます

質素に手を入れるなら
屋台には頑固親父の玉子酒

「こんな軽い添削でいいの?」と思われるでしょう
「曳く」以外の15音はきちんと機能していますし、「曳く」だけが意図に沿わなかっただけです
「曳く」の代わりの動詞・形容詞を見つけられなかったため外しました

頑固オヤジ玉子酒煮る屋台かな
なんて句も考えましたが、上五が一音多くビシッと決まっていない上に別のシナリオのため、これは手直しとは呼べませんね

点数: 2

「初雪や白紙に戻る黒い地図」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 初雪や白紙に戻る黒い地図

森田拓也さん、おはようございます。
いつもお世話になります。

これは自分にも言える事ですが身の回りにある自然に対して感じた事を詠むのが俳句です。考えるのは次です。
取り合わせで詠もうが一物で詠もうが「考えるな 感じろ」です。特に取り合わせで詠む時にブルース・リーの言葉が生きてきます。

大変失礼ですが大浦三津子さんは最初はとても拙い表現をされてました。でも最初から身近にある自然に細かく注意を払っていました。だからこそ表現方法が磨かれてきたのだと思います。

徹之さんに対しても失礼だと思いますが最初は婚活ネタばっかりで字余り字足らずは当たり前でしたが今では句会の代表からも絶賛される句を作りだしました。たぶん色々な人の句を見て真似ての繰り返しだったのだと思います。
お二人とも俳句を始めてから数ヵ月でしょう。自分と同じ独学とおぼしき人であっても世の中には上達が早い人がいるものです。添削依頼を遡れば上達の過程がわかります。
でもお二人がされた事はだいたい初心者向けの本に書かれている事を実践しただけです。まず藤田湘子の本をマスターして下さい。作風や方向性などあとからいくらでも味付けできます。
そしてワタシの下手な添削句や参考句を暗唱しても時間の無駄です。今すぐやめましょう。ただ、下手な分だけ逆に御自分で推敲すると勉強になるのかもしれません。

例えば

ピカソ忌の筆を折りたる絵描きかな

ピカソ忌の鉛筆を折る絵描きかな

ピカソ忌の絵の具を棄つる絵描きかな

ピカソ忌のイーゼルを蹴る絵描きかな

ピカソ忌のキャンバス破る絵描きかな

キャンバスの燃ゆる焚火の匂ひかな

キャンバスの燃ゆる焚火の煙かな

ここのレベルまでいったところで専門俳人の道は拓けてきません。

長々となり申しわけありません、今回の句の評価ですが初雪が降って汚い物が綺麗に見えるという発想は溢れかえっています。だからこそ視点と表現を工夫すると目立ちます。発想を飛ばして地図までもってきた事は素晴らしいと思います。
お互い改めて古文法の勉強をしましょう。
最新の電子辞書は現代語と古文の活用形や送り仮名が併記されていて便利みたいですね。

添削については他の方にお任せしますが誰も現れなければワタシがいたします。

雪で一句

細雪や礫に変はる妻を抱き

橋本多佳子の類想や本歌取りと思われても構わないのですがここでいう妻のモデルは故時実新子の事です。

点数: 2

「玉子酒頑固親父の曳く屋台」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 玉子酒頑固親父の曳く屋台

酔いどれ防人さん

こんばんは。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
僕の句の魅力的なご添削を、どうもありがとうございます!
先ほどから、何度も暗唱させていただいています。
俳句の効果的な破調も勉強していきたいので、
的確なアドバイス添削をどうもありがとうございます。

中七の「頑固親父の」というご表現が微笑ましく句にとても大きな効果を
発揮していますね。
下五に「玉子酒」を置くというご発想も魅力に思います。
いきつけの屋台で、ご親友に近い存在となられている屋台の親父さんの優しさや、
温かいご交流の大切なお気持ちが伝わってくる句ですね。

点数: 1

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