俳句添削道場(投句と批評)

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八つ切りの洋梨我が義歯に堅し

回答者 ハオニー

添削した俳句: 八つ切りと決めて梨食う入歯かな

考えをまとめるのに時間がかかってしまいましたハオニーです

気になることが1つあります
八つ切りに切った梨を食べる、とは普通の人でも歯が弱った人でも入れ歯の人でも、それほど珍しくないオーソドックスな食べ方だな、と思いました

大きな問題点が1つあります
入れ歯への皮肉さはあるものの、梨という季語が主役になっていないです
それどころか「梨」を「柿」や「林檎」に置き換えてもそれほど変わりません

この点を解消するいい手がないものかと考えていました
ここからは条件を仮定した上で手直しをしてみます

もし「入れ歯でも洋梨が噛みきれないほど歯が弱っている」と書けば、衰えた感じが存分に出せると思いました
入れ歯では音数が多いため、義歯に変えます

八つ切りの洋梨/我が義歯に堅し

シャキシャキした和梨の句は、熟成しすぎたアボカドのような私には無理でした(

点数: 1

小さく切りし梨をほおばる翁かな

回答者 りんごのほっぺ

添削した俳句: 八つ切りと決めて梨食う入歯かな

表現がとても面白いです。
しかし、入れ歯という言葉を使った句がどうしても思いつかず。
字余りですが「小さく(ちさく)切りし」と大きなものが食べられない様子を表現し、入れ歯の存在をほのめかすだけにしました。

小さく切らないと梨が食べられなくなった年を重ねた読み手自身の感慨が元句の肝かと思いますが、添削句では、梨をほおばるおじいさんの様子を見ている様子を表現するように句意をずらしてみました。もちろん大浦さんは女性ですが、あえて「翁」で。いかがでしょうか。

点数: 1

霧雨や親子でテント設営す

回答者 りんごのほっぺ

添削した俳句: 霧雨や運動会のテント張る

テントはイベントのときに使うものですので「運動会」は消しました。
霧雨が降ってきたので、親子で苦心しながらテントを組み立てる作業に没頭する様子をあえて「設営す」という固い言葉で表現してみたのですが、どうでしょうか。

点数: 1

霧雨や校庭にテントてんてんと

回答者 ハオニー

添削した俳句: 霧雨や運動会のテント張る

どの小学校でも、運動会の序盤戦はブルーシート敷きとテント設置のようですね
特にテント設置には借り物競争の数倍、人の力を借りたくなります
学校の方でテントを用意してくれていないことがけっこうあるので、次の競技である「我が子ビデオ撮影」までに完成させないといけないから焦るのです

ただごとだとしても、どこに着眼点を置くかとオリジナリティは出せます

私なりの工夫を披露します
「霧雨」も「運動会」も季語のため、どちらかを消して工夫を入れます
運動会は、大抵は校庭でやるので「運動会」は消しました
テントを組み立てている人達が、テントを1つ、また1つと完成させている途中段階を切り取りました

霧雨や校庭にテントてんてんと
オヤジギャグに見えなくもない、韻の踏み方をしております

点数: 1

信濃路や湯気へ溶けゆく秋の雨

回答者 ハオニー

添削した俳句: 信濃路や湯気にとけいる秋の雨

お初にお目にかかります、ハオニーです
露天風呂でいい俳句の材料を見つけたようで
私も入浴中にいい句を思いつきます

信濃と湯気で、もしかしたら露天風呂かもしれない…
というのもありますし、違うものが出てくるかもしれませんが、ここで「信濃路や」を削ると、削作者さんの意図が分からなくなるので触れないでおきます

それよりも気になるのは「とけいる」という複合動詞です
「とけいる」という動詞は一般的ではないため、おそらく元の形だとうまく入らないから削ったと予想していますが…
秋の雨がまさに露天風呂の湯気に「溶けている」という現在進行形の様子なのか、長い時間降っている秋雨が露天風呂の湯気に「溶けゆく」様子を表現したいのか、どちらなのかが分からないです

「溶けゆく」の方が自然だと私はそう思いますので、これを直して手直しの提案とします

点数: 1

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