俳句添削道場(投句と批評)

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「惜春やポップコーンの中の豆」の批評

回答者 白井百合子

添削した俳句: 惜春やポップコーンの中の豆

かぬまっこさんこんばんは。
コメントありがとうございます。
今藤田先生の本を読み返しています。
かぬまっこさんは優しいですね。
コメントを読んでいると優しいなあとしみじみ思います。
落ち込んでいる時だからよけいに思います。
本を読み終わったらまた俳句詠んでみます。
その時はよろしくお願いいたします。

点数: 0

「猫眠る桜しべふるベンチかな」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 猫眠る桜しべふるベンチかな

後半戦を...
切れ字「かな」を諦めれば早いのです
どうしても切れ字にこだわるならば、「や」があります

桜しべふるやベンチに眠る猫

これだと、着地がきちんと決まります

「かな」にこだわると、相当苦戦します
難しいと分かって挑戦するより、やっていて難しいと分かるくらいが好きなハオニーが代わりに1時間苦戦してみました

その結果、「どこで」をベンチから変えたら上手くいきました

膝に寝る猫へしべふる桜かな

やはり、「(名詞)+かな」が一番決まりやすいようです

切れ字を完全に辞退すると、2音を調整する程度で終わります
猫眠る桜しべふる日のベンチ
猫眠る桜しべふる背にベンチ

などなど、いろいろやれます

俳句は言葉のセンスの善し悪しではなく、自分の修得済みの技法の中から発想に応じてどれを使うかのセンスなのです
技法を多く知っていれば、それだけうまくやれる可能性が上がるのです

だから俳句は面白くもあり、恐ろしくもあるのです

点数: 3

「惜春やポップコーンの中の豆」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 惜春やポップコーンの中の豆

マンモスの滅びた理由ソーダ水
という句を、きちんと理解できる読み手が多くないことに危機感を覚えているハオニーです
そんなこというハオニーも「これを考えているのは子供だから、季語をソーダ水として託したのか」と、「夏休みの宿題」というお題がなければ分かりませんでした
まだまだ学ぶことだらけです

この句への感想をご所望のようですから感想を...
なぜ「惜春や」と決断できたのか、それが気になります
「春愁や」もアリですし、「啓蟄や」も考えられるでしょう
敢えてこの季語を選んだのは分かるのですが、その理由が未だに分かりません

仮に決断の理由が分かったとして...
「惜春」よりも「春惜しむ」の方がいい気がします
切れ字「や」が、温かさがあるにも関わらず、わずかに漂う空虚な世界観を壊した感じがあったのです

春惜しむポップコーンの中の豆

点数: 2

「猫眠る桜しべふるベンチかな」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 猫眠る桜しべふるベンチかな

そのアドバイスは違うよ、と言いたかったハオニーです
しかし、いい添削を見つけ出すまではアドバイスを始めないと持論があったため、言い出せませんでした

切れ字の基本的なルールで、初心者向けの本にも書いてあるのですが...
「切れ字があるなら、そこの切れ字以外に切れを作らない」というルールは破らない方がいいのです

入賞を狙うためには、多くの俳人が確実に指摘するような弱点は持つべきではありません

この一句を拝借して解説いたします

猫眠る/桜しべふるベンチかな

この「眠る」は終止形か連体形です
これが連体形だと「ベンチ」にかかる可能性しかありません
すると、ベンチが主役になっている感じはあります

連体形だと思われたら、まだいいほうです
終止形だと思われたら、すぐに指摘されます

終止形の後は多くの場合、切れが生まれます
しかしこの切れは、切れ字ではないところで生まれています
そのため、切れ字「かな」の効果はさほど発揮されていません

連体形か終止形かの解釈の違いがあるとはいえ、指摘される要素があるのはマイナスです

「眠る猫」と語順を逆転すると、猫で切れが生まれてしまいます
そうなると、俳句が少し上手い人に指摘されることは避けられません
だから、「それは違うよ」と言いたかったのです

長くなるので手直しは後半戦で...

点数: 2

「惜春やポップコーンの中の豆」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 惜春やポップコーンの中の豆

マンモスの滅びた理由ソーダ水 fujiwara 藤本

俳句を始めたばかりの頃こんな句ばっかり詠んで伝わらないだの一人よがりだの随分指摘された腹胃壮です。名人と世界一才能の無い人間の差ですね。かぬまっこさん、こんにちわ。いつも御世話になります。類想もないと思いますし面白いと思いますよ。

春愁やポップコーンの中の豆

だと奥歯にガリッとくる感触が読み手に伝わるかもしれません。

立春やキャラメルコーンのピーナッツ

一人よがりで中八で季重なりで失礼しました。

点数: 2

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