俳句添削道場(投句と批評)

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「先ほどの句について」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 先ほどの句について

俳句も表現行為なので、俳句で「いけない行為」というものは存在しないと思います。自分が俳句だといえばそれでいいと思います。

ただ、好きな表現をすることと、作品として評価されることは別問題なので、添削としてのコメントは、こういうところを気をつけると「俳句作品」としては評価されやすいかもですね。ということだけです。ただ、人によって感じ方も評価の基準も(プロの世界でも)当然別れるので、絶対的にどうだということはないのですが。それでも一定定石のようなものはありますね。

ということで、先の句は、表現の自由として何も問題ないと思います。(著作権とか等に切れているでしょうし。)

点数: 2

秋の空二人を結ぶバルコニー

回答者 なお

添削した俳句: 木漏れ日に二人を結ぶバルコニー

こんにちは。
てつ様、いつも勉強させていただいております。

御句、コメントを読むまでは、避暑地の山荘で、若い二人が仲良く座っているような景を思い浮かべました。
それなら木漏れ日に、ではなく木漏れ日や、とかのほうがいいのではと思ってコメントを拝見。そしたら、なんだか江戸時代のお話が登場。面白い話です。で、この句はそれを現代に持ってきたのですか?

そうなると、この二人は別々のところにいて、お互い空を見上げている、ということになりますね?
それだと木漏れ日は似合いませんよ。視線の高さが違うと思います。ここは澄み切った高い空を表す季語を入れたいです。そこを二人とも見上げているわけです。そこで秋の季語ですが秋の空を持ってきました。夏の空でもいいですが、あまり雷や夕立は降らせたくないので…(笑)。
ご参考になれば幸甚です。

点数: 1

「見上げれば父母の笑顔や夏の雲」の批評

回答者 白南風

添削した俳句: 見上げれば父母の笑顔や夏の雲

親御さんが雲の姿で褒めてくださってる感じがして本当にいいと思います。
雲は見上げるものだから
と考えればそこは改善する余地はあるかもしれませんが、、
いつも素敵な作品をありがとうございます。

点数: 1

アスファルト匂い立つなり夕立晴れ

回答者 なお

添削した俳句: 懐かしき焼石香る夕立晴れ

こんにちは。
ただの様、いつも勉強させていただいております。

御句、一読では何を言い出したのかと思いました。それは、焼石がわからなかったからです。もしかして石を積んで作ったかまどでバーベキューとかやっている時に夕立ちがあり、中断して一時避難したけど、晴れたので戻ってみたらそのかまどから懐かしい匂いがした…とか?
でもそれを焼石というか?
と思いコメントを拝読しました。
なるほど、アスファルトか!それなら私も経験があります。私の場合は夕立ではなく、よく家の前に水を撒くのですが、その後でなんとも言えないいい匂いがするのです。同感。
ただ、他の方もおっしゃるように「懐かしい」と言ってしまわないほうがいいと思うのと、焼石はわかりにくいから正直にアスファルトと言ってみたらどうかというのが提案句です。

点数: 1

延期せし法事を終へて夏の雲

回答者 卓鐘

添削した俳句: 見上げれば父母の笑顔や夏の雲

夏の雲といえば、読み手は見上げます。(自分がした行動を言わなくても、読み手に同じ行動を(想像で)取らせることができれば表現できたことになりますね。)雲をみて、親の顔を思い出すというのが類想感がすごいです。ベタの中にも、オリジナリティーを。

ふぅ。添削サイトということで、どうしてもこういう指摘になってしまいますね。なんか、すんません。

コロナで命日を過ぎて延期した法事の最後の客を見送って、ホットして空を見上げた。ほっとした気持ちと、天国の父を懐かしむ。そんな情景を提案句としたいと思います。

<蛇足>
以前どこかで旧かな使いをすべきかすべきじゃないかという質問を見かけたので。俳壇では、以下の見解のようです。(本などを見る限り)
・旧かなを使うか現代かな使いを使うかの立場を明確に
・同じ俳号でそこを混ぜない方が良い。(句によって変更しない)
理由は、旧かなと新かなが句集などで混ざると良くないから。

まぁ絶対のルールじゃないので、どう思うかは人それぞれでいいかと思いますし、いまいち理由に僕自身はさほど納得していないですが、俳句の世界ではこれが共通認識に近いようです。(参考まで)

点数: 1

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