「こめかみの小さき塊うずく春」の批評
添削した俳句: こめかみの小さき塊うずく春
こんにちは。お体のお加減は如何でしょうか?
どうぞ、ご無理だけはなされません様に。
貴句、拝読いたしました。
初読で、「外傷とも解釈できるけど、もしかして偏頭痛の事なのかな?」と
読みを入れまして作者コメントを拝見いたしますと、
どうやらそのご様子でございました。
でしたら、これはもう、晩乃さんのコメントに私めも完全同意いたします。
文法構造的に「外傷」と解釈されてしまう余地がございまして、そうなりますと
作意とお伝えなさりたい事がズレてしまいますので。
また、このサイトの投稿フォームでは不可能ですが、作者コメントに
「本来の句:~」と注釈をお書きになって、「疼く」と「春」間に「間(ま)」を
入れるのもアリかもしれませんね。具体的には、晩乃さんの句をお借りいたします。
・こめかみの奥の塊うずき、春
読点によって間ができる事で痛みの表現を暗示しながら動詞「うずく」が
季語「春」に係らない様にする事で、「春が疼いている」との誤読の余地は
100%消え去ります。また、連用形にする事で「間」が活きてくるのではないかと
私めは考えました。
以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
寒さが増しております。どうぞご自愛ください。
追記
めいさん。近畿でございましたか。私めもそうでございますよ。
例の添削案は、ありがたく頂戴いたします。
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