俳句添削道場(投句と批評)
慈雨さんのランク: 師匠578段 合計点: 1,852

慈雨さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

瘡蓋を剥がした痛みからつ風

回答数 : 9

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ゆめいっぱい流るる朝や帰り花

回答数 : 9

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星屑と屑の狭間を枯木立

回答数 : 6

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無花果や老いても残りさうな傷

回答数 : 21

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停電の町に満月しづかなり

回答数 : 27

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慈雨さんの添削

「転校の仲間加えて遅桜」の批評

添削した俳句: 転校の仲間加えて遅桜

再訪です。色々研究してくださってありがとうございます。

ご質問いただいた件ですが、拙句「子守唄しづかに終へていぬふぐり」は、三段切れではないはずです。たぶん。
マージャンの句の方でおかえ様がフォローして下さいましたが、終止形「終ふ」でなく「終へて」としているのが一つ。
また、小沼さまのコメントされたとおり、上五中七が「子守唄(を)しづかに終へて」でつながっています。

そもそもなぜ三段切れが良くないかというと、
上五→中七→下五と、視点が次々に移り変わってゴチャゴチャした句になり、感動の焦点が分かりにくくなる。
ーーというのが一番大きな理由だと思います。
その点では、拙句は上五中七は一つの光景としてつながっていますので問題ないかと。
(もしこれが「子守唄広き公園いぬふぐり」とかだったら三段切れだと思います)

そんなのでお答えになっていますでしょうか?
またよろしくお願いいたします。

点数: 0

「転校の仲間加えて遅桜」の批評

添削した俳句: 転校の仲間加えて遅桜

小沼天道さま、こちらにも失礼します。
世にもわからない(笑)。いや、これはなかなか良く出来ている句だと思いますよ!

概ね、コメントに書かれている通りだと思います。
文法としては全部つながっている【一句一章】と呼ばれる形。
意味としては季語「遅桜」+季語と関係のない「転校の仲間加えて」を組み合わせた、【取り合わせ】と呼ばれる形。

私も先日、似たような形の句を投稿しましたよ。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/29087

内容としても悪くないと思いました。新しい転校生が来て、それを祝うように遅れて咲いた桜。いい感じだと思います☆

点数: 1

「彼の里の塵も消えゆき散るもみじ」の批評

添削した俳句: 彼の里の塵も消えゆき散るもみじ

中村慎二さま、初めまして。よろしくお願いいたします。
早速ですみません、「塵も消えゆき」の意味がちょっと掴み切れませんでした。
里から塵が消えるというのは、どういう光景をイメージしているのでしょうか?
砂ぼこりが収まったということ?でもそれを「塵が消えた」って言うかなぁ…と迷子です。

できれば(最初のうちは特に)コメント欄に「こういう光景を詠みました」という解説を書いてくださると、「それならこう直した方がいいですよ」とコメントしやすいです。意味が分からないと添削もできないので。
コメントをお待ちしています!

点数: 1

「菜種梅雨マージャンに集ふ幸せ」の批評

添削した俳句: 菜種梅雨マージャンに集ふ幸せ

小沼天道さま、こんばんは。麻雀やられるのですね!
句の内容はちょっと横に置いておいて、コメントにある「五八四のリズム」について、私なりの認識を書かせてください。

「字余りや字足らずがどこまで許されるか」という疑問はよく見かけます。
ただそれ以前に、そもそも俳句がなぜ五七五なのかわからないと、正確な理解にはならないと思います。
五七五という定型の魅力…これを語りだすと大変なことになるので、ぜひ入門書などで勉強してみてください。

その上で、五八四のリズムが「どのくらい問題か」は、「句によって違う」としか言えないと思います。五七五を全く無視した自由律俳句なんていうジャンルもあるわけですから。
あくまで「一般的な傾向」の話として読んでください。

▼上五の字余り…中七下五でリズムを取り戻せるため、比較的許容しやすい。上五が七音、八音という句も。
▼下五の字余り…上五中七はスムーズだが、最後にリズムが乱れて終わるためあまり良くない。せいぜい六音までにしたい。
▼中七の字余り…日本語として心地よい「五音と七音の組み合わせ」が破綻するため、最もリズムが悪くなる。ほとんどの場合、避けるべき。
※とは言え、明確な必然性(字余りにしなければならない理由)があるなら中八で詠まれることもあるので、絶対NGというわけでもないです。実際に声に出してみて判断するのも大事だと思いますよ。

ちなみに、字足らずは字余り以上に大きな違和感を抱かせるため、相当の理由が無ければやらない方がいいです。

とりあえずそんなところで…これは本当に粗い説明なので、正確にはちゃんとした解説書などで勉強することをおススメします。

最後に、御句の場合はリズムを乱すメリットは無いと思うので、普通に五七五で詠んだ方がいいと思います。とりあえず語順を変えるだけで五七五にはなりますよね?
・マージャンに集ふ幸せ菜種梅雨
またよろしくお願いいたします。

点数: 4

「犬の背をなすなすしてる日永かな」の批評

添削した俳句: 犬の背をなすなすしてる日永かな

再訪です。
オノマトペの解説、納得です。さらに深まりました、ありがとうございます。

ただ、「このままいただきます」が初めて…さすがにそんなことないですよー(汗)。
春の雲とか、レコードのB面とか…たくさんあります!

点数: 0

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