俳句添削道場(投句と批評)
慈雨さんのランク: 師匠393段 合計点: 1,297

慈雨さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

花火果て背ナに寝息のやはらかし

回答数 : 22

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日盛や体温計ぴゆぴゆぴゆ

回答数 : 11

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おしろいや駐車ご遠慮願います

回答数 : 15

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原爆忌におむすび握る掌

回答数 : 10

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一つ葉や殆ど失くし僕を知る

回答数 : 11

投稿日時:

慈雨さんの添削

「被災地は寒いだらうか雑煮碗」の批評

添削した俳句: 被災地は寒いだらうか雑煮碗

青トマトさま、はじめまして。よろしくお願いいたします。
早速ですが初めて詠まれた句とのこと、素晴らしく良く出来ていますね。
おそらくしっかりと基礎を勉強されたうえで作句されたのだろうと思います。

内容については皆様から良いコメントが書かれていますので、私から加えることはありません。
ただ、初めて詠んだ句が被災地の寒さを案じる句であったということ、それはきっととても大切なことなのだろうと思います(ちなみに私はどこにも公表しておりませんが、公園の滑り台の句でした(笑))。
これから多くの句を詠んでいかれると思いますし、楽しみにしておりますが、ぜひこの最初に詠んだ素晴らしい一句と、そのお気持ちを大切に、長く俳句を楽しんでもらえたら嬉しいです。
添削ではなくてすみません。それだけお伝えしたくてコメントさせていただきました。私も一日でも早い復興を願っています。

あらためて、今後ともよろしくお願いいたします。

点数: 0

「脱ぎ捨てし息子の背丈冬のシャツ」の批評

添削した俳句: 脱ぎ捨てし息子の背丈冬のシャツ

なお様、こんばんは。
「人」選おめでとうございました!めっちゃ佳い句でしたね。

さて、ブルポン村上さんの句は初めて知りました(その頃はまだプレバト見てなかった…)。
発想の方向性が同じというだけで、パクリには見えませんでしたよ。
ただ、うーん、コメントに書かれてしまった分、比べてしまいますと、ごめんなさい、ブルポン村上さんの句の方が一枚上手に感じます。

〇「テーブルに」vs「脱ぎ捨てし」。
前者はきっとマスクを外して置いたんだろうと想像ができますが、後者はすべて説明してしまっている感じがします。脱いだところを見ていたのかなと。

〇「君の丸みのマスク」vs「息子の背丈(の)冬のシャツ」。
前者は、マスクという本来みな同じ形のものが君の顔の形になっている、というところに詩があると思います。
ただ後者は、シャツの持ち主は息子さんなわけですよね?だとしたらその背丈と同じなのは当たり前というか、むしろ背丈と違うサイズのシャツが脱いであったら不思議というか…。

季語「冬」が効いているかどうか。これは私の鑑賞力が不足しているためだと思いますが、春でも夏でも成立するように思えてしまいました。
冬で寒いから帰宅後、シャツを急いで脱ぎ捨てたままお風呂に入ったとかでしょうか?

〇細かいですが、切れが中七で入る「上五中七/下五」という取り合わせの構成のように見えるため、「背丈を脱ぎ捨てた」ように見えてしまいました。

うーん、おそらく作者の意図を私がつかみ切れていないのだと思いますが、率直に感じたことを書かせていただきました。色々誤解してそうな気がします。
他の方のコメントも見て勉強させてくださいm(__)m

点数: 1

「観音の唇やさし六の花」の批評

添削した俳句: 観音の唇やさし六の花

春の風花さま、こんばんは。
御句、佳い一句だと思いました!
観音の唇にピンポイントで焦点を当てられているのもいいですし、そこに優しさを感じたという発見がストレートに表現されていますね。

「六の花」、雪の別称ではありますが、雪の結晶の形に由来する言葉なので特に降る雪の美しさに焦点を当てた季語だと思います。そういう意味で句意にもぴったり合っていると感じました。
私はこのままいただきます☆

点数: 1

「三が日何処に参るか社寺うかべ」の批評

添削した俳句: 三が日何処に参るか社寺うかべ

片山義晴さま、こんばんは。
「厳しくしてください」とのことで、辛口になりますがいくつか失礼します。

〇「三が日」は新年の季語ですが、「三が日の参り先に迷っている」という内容ですと実際にはまだ三が日になっていない、年末あたりの句のように見えます。そうすると季語の力が弱いかと。
これは前の木瓜の句の時にも多くの方が指摘されている点ですので、読み返してみてください。
また、三が日というのは1月1日~3日の全体を差す言葉なので、単発的な行動にはちょっと合いにくい季語です。この内容でしたら素直に「初詣」の方が適切かと思います。

〇下五「社寺うかべ」は中七「何処に参るか」に含まれている内容で、重複しています。
俳句では重複を避ける、これも初参りの句でコメントさせていただいた通りです。

〇全体を通して、参り先に迷っているというだけの句なので、どこに詩があるのか悩みました。作者としてこの句の感動のポイントはどの辺りでしたでしょうか。

季語の意味、感動の焦点、無駄を省くーーこの辺りをぜひ意識してみてください☆

これまでの句に多くの方がコメントされていますが、反応がないと読んでくれているのかどうかもわかりません。強制ではないですが、可能なら一言でも返信されると良いと思いますよー。
辛口コメント失礼しましたm(__)m
またよろしくお願いします。

点数: 1

「双六のやうに三寒四温かな」の批評

添削した俳句: 双六のやうに三寒四温かな

いるか様、こんばんは。
もう三寒四温の兼題に!相変わらず取り掛かりが早いですねー。
音数も多い上、一定の時間軸をもつ季語なので難しいですよね。

御句、本来は季語である双六を比喩として使うことで、上手く季重なりを回避されていますね。
面白いですし、このままいただきます!

ただ事実上、三寒四温の一物仕立てですし、季語の説明ではあると思うので、比喩表現の一発勝負ですね。
こういう句がどう評価されるかも個人的には興味ありますが…没ということはもっと佳い句を作られているんですよね。困るなぁ(笑)。
またよろしくお願いします!

点数: 1

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