俳句添削道場(投句と批評)
慈雨さんのランク: 師匠556段 合計点: 1,785

慈雨さんの俳句添削依頼

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焚き火の音吐露した声に応じけり

回答数 : 4

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白菜にコンテナ軋む選果場

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偕老の歳月遂げて秋時雨

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秋キャンプ肉はまだある見つめ合う

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くり抜いて愛嬌にじむ南瓜かな

回答数 : 4

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慈雨さんの添削

「さざめくや桜の城を異邦人」の批評

添削した俳句: さざめくや桜の城を異邦人

春の風花さま、こんにちは。
お花見を楽しむ外国の方も増えましたよね。
面白い一句だと思いました!「城」と「異邦人」の対比が効いていて、映像が浮かんできます。
「桜の城」も詩情があって好きです。

助詞の「を」ですが、私は良いと思いました。
「城に」だと、そこにいるという存在を表すイメージ。
「城を」だと、そこを行ったり来たりしている、動きを表すイメージ。
「を」とすることによって次々と人が行き交う、花見のにぎやかさが強調されていると思いました。

逆に「さざめく」は言わなくても想像できそうな気がしました。詩的な言葉なので生かしたいとも思いますが…。
なお様の「城が比喩かと思った」というコメントも納得なので、たとえばですが、地名を入れるとかもアリかもしれません。
・◯◯◯◯や桜の城を異邦人
・◯◯◯◯の桜の城を異邦人
みたいな感じで。桜で有名なお城なら、実際の城なんだと伝わる気がします。

P.S.
生活の句、良かったです!
微熱めく風の匂い、素敵な表現♪

点数: 2

「蝶の翅たたみて遠し母のこゑ」の批評

添削した俳句: 蝶の翅たたみて遠し母のこゑ

ヒッチ俳句さま、こんにちは。
「トリアージタッグ~」へのコメントをありがとうございました。
私も基本は定型派ですよーでもそれを外した形も面白いですよね。
トリアージは選別という意味。一つでも多くの命を救うためですが、もし自分の家族が、なんてことも考えておくことも必要かもしれませんね。
喪章、なるほど。ご提案句いいですね!ありがとうございます。

御句、優しい句ですね。
たたんだわけですから、それまでは翅を開いて飛んでいたのでしょうね。
ふと花に止まって翅を休めている蝶を見ながら、幼い頃に母親と交わした会話を思い出しているような光景を浮かべました。
素敵な句です。

P.S.
春の蝶は「力まかせ」な使い方かもしれませんね(笑)。
ヒッチさんとなおさんと3人で[地」、いいですね。私が一番距離がありそうなので頑張ります!

点数: 1

「頬濡らす春の吹雪に群青染む」の批評

添削した俳句: 頬濡らす春の吹雪に群青染む

HT様、はじめまして。よろしくお願いいたします。
卒業には色々な感情が押し寄せてきますよね。
イサク様と被る部分も多いですが、コメントさせてください。やや辛口になりますが、ご容赦くださいm(__)m

俳句を作られたら、まず文字通りに「直訳」してみて、意味が通じるか確認するといいと思います。
この句を直訳すると「春の吹雪が私の頬を濡らしている。その吹雪に群青が染みている」ですね。
この文章を見て「あー卒業の気持ちが高ぶった様子を言っているんだな」と考えるのは無理ではないでしょうか?卒業を連想する言葉がないですし。
それどころか「吹雪なのに頬が濡れるとか悠長すぎない?」「群青が染みるってどういうこと?」「吹雪は本物の吹雪なの?比喩なの?」と色々突っ込まれそうです。

「情報量が多すぎる」「どれが比喩でどれが実際の映像なのかわからない」ところを直せれば。
俳句での比喩はけっこう難しいテクニックなので、比喩よりも「季語(5音)+実際の映像(12音)」で詠むといいと思います(イサク様の提案句のようなイメージです)。
ぜひあらためて推敲してみてください!

点数: 1

「ひょろひょろのアスパラガスや陽に向かう」の批評

添削した俳句: ひょろひょろのアスパラガスや陽に向かう

ネギ様、こんばんは。先日の句を詠み直されたのですね。

形も整って、意味もしっかり通ります。情報量も多すぎず、かなり良い句になっていると思いました!
(細かいことを言えば、語順はこのままでいいかとか、「や」が必要かとか、検討の余地はありそうですが、このままでも悪くはないと思います)

何より、アスパラガスと言えば硬く真っすぐに伸びる野菜ですが、そうではない弱々しいアスパラガスに着目した、優しい句だと思いました。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「キャタピラに蝶のとまりて戦止む」の批評

添削した俳句: キャタピラに蝶のとまりて戦止む

なお様、こんばんは。
「トリアージタッグ~」へのコメントをありがとうございました。
はい、皆様が真剣に添削してくださるので、甘えて色々チャレンジさせてもらっています。感謝です。
添削、ご提案句ありがとうございます!やっぱり定型句は気持ちいいですよね。
定型の力を学んでこそ、それを崩す面白さもわかる気がしています。なので定型を基本にしつつ、たまーにそれを外した句も詠んでいこうかなと思っています。

さて、御句拝読しました。
なお様にしては珍しく(?)虚を交えた句でしょうか…いや、虚というより願いですね。
ストレートに平和への思いの伝わってくる、佳い句だと思います!

あ、ちなみにざっと検索した感じでは、類似句はそんなに出てこなかったです。
中日新聞「平和の俳句」入選句にこんなのはありましたが、類似句とまでは言えないと思いました。
・ひらひらと戦車の前を舞うアゲハ/百田吉江

蝶は平和の象徴というイメージがありますし、いわゆる「バタフライエフェクト」の連想もできますので、本当に1羽の蝶がきっかけで戦争が終わることもあるかもしれないーーなんて思わせてくれますね。
このままいただきます!

点数: 2

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