「さざめくや桜の城を異邦人」の批評
添削した俳句: さざめくや桜の城を異邦人
春の風花さま、こんにちは。
お花見を楽しむ外国の方も増えましたよね。
面白い一句だと思いました!「城」と「異邦人」の対比が効いていて、映像が浮かんできます。
「桜の城」も詩情があって好きです。
助詞の「を」ですが、私は良いと思いました。
「城に」だと、そこにいるという存在を表すイメージ。
「城を」だと、そこを行ったり来たりしている、動きを表すイメージ。
「を」とすることによって次々と人が行き交う、花見のにぎやかさが強調されていると思いました。
逆に「さざめく」は言わなくても想像できそうな気がしました。詩的な言葉なので生かしたいとも思いますが…。
なお様の「城が比喩かと思った」というコメントも納得なので、たとえばですが、地名を入れるとかもアリかもしれません。
・◯◯◯◯や桜の城を異邦人
・◯◯◯◯の桜の城を異邦人
みたいな感じで。桜で有名なお城なら、実際の城なんだと伝わる気がします。
P.S.
生活の句、良かったです!
微熱めく風の匂い、素敵な表現♪
点数: 2