「手に零余子母は昭和の中にゐて」の批評
添削した俳句: 手に零余子母は昭和の中にゐて
もんこさん、こんにちは。
御句拝読しました。お母様への愛情が感じられる佳句と思います。
私は「昭和の中にゐて」をもう少し強調してみたらどうだろうかと思いました。戦後の食料難の時代を経験なさった方には、零余子は貴重な栄養源であり、また、飯に混ぜればかさが増えて、その意味でも貴重だったと聞いております。
・零余子手に母は昭和を生き抜きて
・零余子飯母の生きざま昭和なり
二句目は走り過ぎましたが一応置かせてください。よろしくお願いします。
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