「夕焼けの稲村ヶ崎富士に雲」の批評
回答者 卯筒
銀の匙の句の添削ありがとうございました。
かき氷=氷菓ではないと言うことはちゃんと理解した上であえて氷菓の文字を使用いたしました。
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作者 なお 投稿日
回答者 卯筒
銀の匙の句の添削ありがとうございました。
かき氷=氷菓ではないと言うことはちゃんと理解した上であえて氷菓の文字を使用いたしました。
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回答者 イサク
おはようございます。
おそらく実景のことだと思います。
狙ってのことかわかりませんが、季語「夕焼け」に「稲村ヶ崎」「富士」「雲」と、後半が慌ただしいと感じます。要素が多すぎて、「居た場所」「見たもの」を順に出して終わってしまった感がありますね。
特に、先に「稲村ヶ崎」を出して、他の句でも良く出てくるような措辞「富士」「雲」をかぶせて句を〆たのは勿体ないかと・・・
写生俳句は「見たものを全部入れるのは大変。十七音の器で」「絶景の感動を伝えるのは写真には敵わない。では俳句で伝えるのは何か?」ということだと思います。
点数: 2
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回答者 卓鐘
散文的にだらだら繋がっているのが勿体無いと思いました。夕焼けの中に富士山があってそこに雲がかかっていると。「稲村ヶ崎」があるので、一応あの浜の写しい景はわかりますが、表現として「稲村ヶ崎」が生きてないと言いますか。富士山の周辺の雲のアップから情景が動かないので、景が狭くなっています。
「切れ」をうまく使うと良いかもしれません。なおじいさんのこれまでのコメントなどを読む限り、「や」「けり」「かな」などの古臭い切れを使うのが、もしかしたら、わざとらしくてもやもやしているんじゃないかなぁと勝手に想像しています。(笑)違ったら本当ごめんなさい。
ですが、N先生の表現をかりると「切れ」には、カットを切り替える編集効果があります。1枚の写真を見せるだけでなく、映像の編集(アップにしたり、全体を写したり)などの効果が切れによって実現できる。
(切れは、「体言止め」「活用語の終止形」「や、けりなどの切れ字」などで行います。)
この句も、切れによっていろんな効果を出せます。いくつか試してみます。
「夕焼けや/稲村ヶ崎富士の雲」
夕焼けの空を最初に見せます。次に、稲村ヶ崎富士の雲がそこにオーバーラップしてきます。ただ、これだとあまりカットは変わってないですね。結局富士にかかる雲の辺りからカメラが写ってないので、切れを作った効果はさほどない。
「夕凪や/稲村ヶ崎富士の雲」
夕日に照らされた静かな凪の海の光景が最初に移されます。次に、富士山の雲に焦点が移ります。最後に全体の景が完成します。ただ、これは稲村ヶ崎はあんまり凪のイメージがないという問題と、最後の着地が雲なので、そこに焦点が集まってしまい全体の光景は表現し切れてないかもしれません。
「夕焼雲/富士を眺むる稲村ヶ崎」
夕焼け雲の空の映像があります。そこに富士が現れ、稲村ケ崎の全体の光景に広がります。ただ、これは「眺むる」もイマイチだし、下五の字余りも全然ダメですね。
「夕焼けや/稲村ヶ崎富士の影」
夕焼けの空のアップがあります。稲村ケ崎の広い光景がうつり、そこに夕日を背景として影となった富士にズームしていくような効果になります。
(雲は諦めている。)
ちょっと、僭越ながら僕の推敲過程を書いてみました。ご参考になることがあれば幸いです。
誰もが美しいと感じる光景を句で表現するのはすごく難しいですね。
点数: 2
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回答者 幸福来々
野良猫の句にコメントありがとうございます!
実は、「そして」を長渕剛さんの歌詞での使い方をパクってます^^;
前川清さんも「そして」という歌詞がある歌があるんですね!
私の心情をすごく読み取っていただけて嬉しいです!
「夕焼けに残す猫の子草の原」も子猫の可哀想な感じがとても演出されていて、とてもいいと思います!
点数: 1
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回答者 よし造
綺麗な景ですね。よく知っている景色です。このままでいいかもしれませんが、富士も当然夕焼けているので、句が割れている感じがしたので掲句です。
点数: 1
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回答者 たきさん
はじめまして。拙句、短夜へのご批評ありがとうございます。若くはないですよ。季語に対する勉強不足でしたね。
御句の感想ですが、夕焼けの稲村ヶ崎と富士山の写真が別々に並んでいるような印象を受けます。夕焼けと富士山をもっとコラボさせたほうがよいのではないかと思います。
点数: 1
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回答者 負乗
なおじいさん、こんばんは🙂
拙句「城中の~」は、旱梅雨で旱魃への不安がある中、お殿様がお成りになる、城中の一時を描いたつもりでした。なんとかせねばならんのう~ と皆が思いながら、それほど切迫感もないのです。
「轟く太鼓」というほどの緊迫もないのです🤔
さて御句ですが、イサクさんや、卓鐘さんのような鋭い措辞の分析は、とても出来ないのですが、中七に「や」を加えたら、一息つく感じで、余裕が出るかな…と思いました。
点数: 1
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回答者 小西晴菜
なおじい様。拙句「純喫茶」「桜桃忌」等々へのアドバイス、ありがとうございます。なかなか返信に至らず申し訳ありません。「分かち合ふ」はじめ、拙い表現からも、丁寧に意図をくみとってくださることに、いつも感謝しております。
「ひとりじめ」の「てふ」ですが、句意から考えて「という名の」は省けないとまず判断しました。でも、「欲望という名の電車」だの「愛という名の支配」だの、有名なタイトルの印象が強く、そこで「西瓜」ではパロディのような感じ。何とかならないかと迷って行き着いたのが「てふ」です。声に出して読むと、柔らかい印象になってタイトルの呪縛を逃れ、何より中七に納まりました。以上、恐縮ながら「てふ」に関する自己満足のこぼれ話です。
さて、御句「夕焼けの」の稲村ヶ崎とは、桑田佳祐さんの映画「稲村ジェーン」の稲村ですよね。当方、生粋の関西人で、遠方の地名を見てもピンと来ないのが実情。でもこの映画は、ストーリーは全く思い出せないのに、海の美しさが忘れられないのです。御句を拝読して、現地は無理なので、TSUTAYAへ行こうと思いました。
点数: 1
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すみません、行ったのはコロナ前です。