俳句添削道場(投句と批評)
なおさんのランク: 師匠2492段 合計点: 7,595

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

泉湧け熱く湯となれ宿となれ

回答数 : 3

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崖下に泉崖上人家あり

回答数 : 2

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誰ぞ知るやるかやらぬか夏祭

回答数 : 2

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上向いて歩け青葉が頬たたく

回答数 : 3

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スマホ歩き青葉に頬をたたかれり

回答数 : 4

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なおさんの添削

「初の日に親戚集い世を語る」の批評

添削した俳句: 初の日に親戚集い世を語る

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。美味しいお酒で、楽しい会合だったようですねー。
それはいいのですが、俳句としては二点、気になりました。
一点目、季語は「初の日」、ですか?これはどういう意味でしょう?一年で初めての日、ということですか?それであれば「元日」ですね。
初日ですと、「はつひ」と読んで、元日のお日様のことです。季語です。
「しょにち」と読めば、物事の一日目のことですが、季語にはなりません。
御句はどちらでもないようで、素直に「元日に」となさってはと思いました。

そうしたとしても、「元日に親戚が集まって世の中を語った」と日記や活動報告のようになってしまいます。そしてこれは、おそらく、日本中でかなりの家庭でそのようなことが行われていたと思います(我が家でもそうでした)。何か特色を出さないと、日本中から出てきそうな句です。
例えば、コメントにいいヒントがありますよね。

・元日や島根の酒に集ふ友
・隠岐の酒酌み一族の新年会
・世を憂ふ親戚と酌む年の酒

よろしくお願いします。

点数: 1

「一二三四と鳥発つ音や初日の出」の批評

添削した俳句: 一二三四と鳥発つ音や初日の出

慈雨さん、こんにちは。明けましておめでとうございます。旧年中は慈雨さんの的確なコメント(私宛てのものだけでなく、他の方々へのもの全て)に大いに学ばせていただきました。今年もどうぞよろしくお願いします。

さて御句拝読しました。初読では、一二三四をどう読むのか悩みましたが、「ひふみよ」、なるほど。
素敵なのですが、そうなると、なんとなく、穿った読み方をすると、鳥が、ひふみよ、ひふみよと言いながら飛び立つように読めます。もちろん、鳥の飛び立つ羽ばたき音が一つ、二つと増えていくさまだというのはわかりますが。
私は、

・一二三四と鳥飛び立つや初日の出

と考えてみましたがいかがでしょうか。
よろしくお願いします。

点数: 0

「お雑煮の感謝の気持ち炊事場で」の批評

添削した俳句: お雑煮の感謝の気持ち炊事場で

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。この句で伝えたいポイントは、作る君に感謝して、片付けは僕がやる、ということですね?
でも残念ながら、後半の「片付けは私が」、という点が俳句からは見えません。「炊事場で」という措辞では無理でしょう。炊事は基本的に作ることですから。「洗い場」でなんとかという感じでしょうか。

それと、「お雑煮」の「お」ですが、俳句は一音を大切にしますので、丁寧を示す接頭語の「お」や「ご」は普通は省略します。

・君作り我片付ける雑煮椀

でもこれでは「詩」がないですよね。

・君作る雑煮の礼に洗い物

これも雑煮でなくてもいいような気がしますが、とりあえずこれを置かせていただき失礼します。

点数: 0

「ルンルンと笑顔写真に節料理」の批評

添削した俳句: ルンルンと笑顔写真に節料理

五郎さん、こんにちは。
御句拝読しました。
ご投句にコメントを添えてくださり有難うございます。私たちが、コメントを添えてくださるのをお願いしていますのは、俳句は読み手の想像の文学とは言え、作者が伝えたいと思うことが伝わる句になっているかが、読み手からのコメントの肝になると思うからです。
その点からしますと、申し訳ありませんが、御句はコメントのような思いは感じられないと思いました。
まず、御句でキーとなる奥様のことが詠まれていないので、単に料理を楽しんでいる人の句になっています。性別もわかりません。もちろん作者の俳号から男性の句だろうとは推測がつきますが、作中主体も男性かどうかはわかりません。
また、中七の「笑顔写真に」が意味不明です。誰の笑顔なのか、何の写真なのか、写真にどうするのか、その辺がわからず、戸惑うばかりです。
先にいるかさんからいいご提案句が出ていますが、私も置かせていただきます。

・節料理遺影の君に教えられ
・仏前の君の写真に節料理
・君の笑む遺影に俺の節料理

よろしくお願いします。

点数: 0

「初夢の端を手繰るもすぐに消ゆ」の批評

添削した俳句: 初夢の端を手繰るもすぐに消ゆ

朝凪さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。切なくて儚い夢の句ですね。
いま、儚いと言いましたが、この字は人の夢と書きますよね。このように、夢というのは形がなくてすぐに消えてしまうものなのです。

先にいるかさんから出ていますが、夢は初夢でなくてもすぐに消えてしまいます。初夢を季語とするのであれば、私は何か、お正月らしさを出したいと思いました。

・初夢を手繰る駅伝眺めつつ

箱根駅伝は季語になりましたが、駅伝だけでは季語ではないと思っての提案です。もちろん、これが正解とかそんなものではありません。一つの意見として、ふーん、そういう考え方もあるのか、くらいにお聞きいただければと思います。よろしくお願いします。

点数: 1

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