「灯台は海のはじまり鳥帰る」の批評
添削した俳句: 灯台は海のはじまり鳥帰る
佳句だと思います。
海があるから灯台があるわけですが、底を逆にしたという技巧的ではありますが、灯台を人類が作ったからこそ海を制することができたのだという、文明的な視点かとの深読みもできます。
人間の文明とは裏腹にそれ以前から悠々と海が生涯にならない鳥の対比がきいてますね。
点数: 3
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添削した俳句: 灯台は海のはじまり鳥帰る
佳句だと思います。
海があるから灯台があるわけですが、底を逆にしたという技巧的ではありますが、灯台を人類が作ったからこそ海を制することができたのだという、文明的な視点かとの深読みもできます。
人間の文明とは裏腹にそれ以前から悠々と海が生涯にならない鳥の対比がきいてますね。
点数: 3
添削した俳句: 少年の潰す皰や麦青む
コメントありがとうございました。
参考までに僕だったらどう取り合わせ考えるか。
青春性を表現するのに、少年と皰がそもそも近いというかありがちであります。なので季語以外の十二音に眼目が少ない状態。ですが、「潰す」という行為、皰へのアップに微かに力があるとは思います。
ここに、桜とかチューリップなど明るい季語を響かせようとすよと、ただ青春っていいよね、若いねーといったベタな詩情にながれます。せっかく「皰を潰す」という少年の鬱屈な感情や負の複雑さまた、潰された皰の汚さみたいなものが、少し見え隠れしているので、こちらを強める斡旋のほうが、感情、詩情に厚みが出るように思います。
少年の潰す皰や原爆忌(ちとやり過ぎ)
少年の潰す皰や栗の花
僕なんて裾野も裾野ですが、五年くらいはもがいているのでもし足掻きの一部でも参考になれば。
点数: 1
添削した俳句: 少年の潰す皰や麦青む
はじめまして。
取り合わせの距離とのことですが、まだ十分に話切れてない気はします。
少年、ニキビ→青春→麦青む(若々しさ、青で青春イメージ)と意図がわかりやすすぎるかなと。
近いから必ずしもだめというわけではないですが、距離感を聞かれるとやはり近いという解答になるかと思います。
点数: 2
添削した俳句: 手の甲に手の甲と書く春夜かな
コメントありがとうございます!
各所での変わらぬご活躍素晴らしいです。頑張って追いかけてみようと思いましたが、どうにもこうにもハイスピードでやろうとすると僕の場合は辛くなってくるので最近ようやく自分のペースなるものが見えてきました。
表現者である以上、一定の評価は求めたいので地道にがんばります!
なんか俳句談義いろいろしたいっすね!
点数: 1