俳句添削道場(投句と批評)
イサクさんのランク: 師匠2577段 合計点: 7,850

イサクさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

工事車の音に振り向く冬烏

回答数 : 3

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北からの車に雪の残る夜

回答数 : 4

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冬至きて今日のカレーは南瓜入り

回答数 : 4

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雲の来て冬夕焼の彩を抜き

回答数 : 2

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冬夕焼なんと些々たるグラデーション

回答数 : 3

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イサクさんの添削

「春一番ビルより深く空踊る」の批評

添削した俳句: 春一番ビルより深く空踊る

こんにちは。

◆コメントにある作者の意図を全て入れようとして説明的になっている気がします。
 俳句は十七音しかありません。
 詩として成立させるとき、作者の使いたい言葉を全部入れると、作者の主張が強くなりすぎて、詩が遠のくことが多いです。
 コメントの気持ちは、それぞれいくつかの句にわける方がよさそうに感じます。
◆細かなところでは、「より深く」という比較のことば。これが、句の詩を若干邪魔しているように感じました。

季語「春一番」といえば、吹き荒れる風という風景は出てきます。季語を生かして、余計な説明を省いていきたいところ。
たとえばコメントの「空間そのものまで踊らせる」という詩の発想。こういうのはそのまま生かしたいですね。

・空間を踊らせている春一番
・春一番ビルの深きを踊らせて

点数: 1

「寒泉は即物的な雲映し」の批評

添削した俳句: 寒泉は即物的な雲映し

こんにちは。
コメントにある「即物的=実際の物に即して考える。」を前提とすると、少し受け取りが難しいですね。「物質的なことや金銭的なことを優先して考える」と解釈させても面白い気もします。

原句:寒泉や即物的な雲浮かべ
◆「即物的な雲」は意図はわかります。
 「浮かべ」の解釈。雲が本当に浮いているのは空。空という風景解釈の場合、わざわざ「浮かべ」と言わずとも・・というプレバト的添削の入りやすいかたち。
 泉が雲を浮かべているという比喩的解釈も可能。ですが「水面」に「浮かべ」という比喩は、野暮ったい感じはします。
 どちらにも一短があり、「即物的な雲を浮かべているもの」つまり句の解釈について、若干の迷いが生じます。
◆こちらの句は作者(作中主体)の観察の句として受け取れます。

掲句:寒泉は即物的な雲映し
◆「寒泉は~~を映し」で、主語述語ができました。
 目的語として入るのが「即物的な雲」なのですが、さて、「寒泉」が「即物的と思っている」という擬人の解釈の匂いが発生してしまいました。
◆また、こちらの句では「即物的」と言いながら「映し」つまり映像の雲と断定してしまい、句のメインテーマがブレたように思いました。

意見まとめです
◆「映し」ではない気がします。
◆「即物的な雲」が句の面白いところであり、取り合わせの季語が夏の「泉」ではなく冬の「寒泉」という選択も悪くないと思います。夏では「即物的」ではなさそうですよね~
◆上五の助詞は何が最適か?「や」がベストとは言えません。中七下五次第だと思います。

「即物的な雲」を生かす三音。
ここでは提案=公開になってしまうため、提案なしで失礼します~

点数: 1

「角砂糖めきて映りし梅の影」の批評

添削した俳句: 角砂糖めきて映りし梅の影

再訪です。
私は省略は大好物ですが、受け手に負担のかかる連想は避けたいです。

・「白梅」の「白」は、想像できてもできなくても負担のかかりにくい形です。
 私は想像できませんでしたが、気になりません。
 白くない砂糖もありますし。

・「珈琲」はたぶんわからないのでは・・と思っています。
 「梅」は基本的に屋外の季語
 「映りし」という措辞には「池」「窓」の可能性もありますし、自分の網膜、という発想もしました
 「角砂糖」という見立ての比喩だけでは「珈琲」にはたどり着けませんでした。
 結局コメントなしでは確定できず、「何に映ったのか」が気になったままでした。

受け手を信用するか、説明しすぎるか
境界は難しいと思いますが、
私は「連想ゲーム的な省略」は回避するようにしています。

点数: 3

「春風を蹴りて宇宙へと児らの靴」の批評

添削した俳句: 春風を蹴りて宇宙へと児らの靴

こんにちは。はじめましてですかね?

◆「靴が宇宙へ届くのではないか」という大げさな比喩は好きです。
◆音数的に「宇宙」は「そら」と読むのでしょうか?
 「娘」と書いて「こ」とか、「女」と書いて「ひと」とか、漢字の昭和歌謡的な読みかたは、俳句では好まれない傾向があります。
 俳句は誤読を嫌いますし、恣意的なものは好かれない、というのはあると思います。
 「うちゅう」と読むのでしたら、字余りが気になります。

内容的には口語の方が似合うかなあ?これは好みもあるでしょう。

・春風を蹴って空へと児らの靴
・春風を蹴って宇宙へ児らの靴

点数: 1

「角砂糖めきて映りし梅の影」の批評

添削した俳句: 角砂糖めきて映りし梅の影

こんにちは。

◆「角砂糖めく梅の影」は面白い発見だと思います。
◆「映りし」はわざわざ言いたくないところ。逆に「映りし」をわざわざ言うなら「何に移った」が気になりますが、この句ではそれがわかりません。
◆「梅の影」の季語性はどうか、というのは少しだけ気になりました。「実景だから」という理由以外に「梅」の季語性をもう少し担保したく感じました。

・珈琲に角砂糖めく影や梅

点数: 1

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