俳句添削道場(投句と批評)

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白天の月光微か霜の降る

作者 イサク  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

月を季語でなく詠みたいのですが、「冬の月から降る雪」など、他の季語と取り合わせたい場合はどう表現すれば(今回は霜です)・・・という課題が解決できません。意図的な季重なりはありとしても。

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初霜の北京白天の月のやう

回答者 南風の記憶

 イサク様、お世話になります。
 御句ですが、季重なり以前に気になる点があります。それはやはり上五中七の“白天の月光”。調べてみますと、白天とは中国語で「日の出から日没までの明るい時間」を指すようですね。白天が中国語だと分からない人も多いので、ここが損かなと。

 さて俳句の基本から言えば、季重なりはよほど強い理由があるか、もしくは季語に強弱を付けるかしないと、やはり句としては成立しづらいと私は思います。

 改善点としては二つ。まず中国だと分かるようにすること。もう一つは、(御句の場合は)季語に強弱を付けることでしょうか。

例)初霜の北京白天の月のやう

 後半に「月のやう」と置き、月を比喩として使えば、季語としての力は弱くなります。また北京(中国)だと分かれば、白天の月というフレーズを読み手がすんなり受け止められるのではないでしょうか。

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★★★★★

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「白天の月光微か霜の降る」の批評

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

イサクさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

恥ずかしながら、「白天」という言葉は知りませんでした。一応調べましたが、ハッキリした情報は得られず。
字面から見て昼間の光景を詠んだ句と思いましたので、もし違っていたら以下の添削は無視して下さいませ。

これは「微か」不要だと思います。夜の月はさておき、白天の月ですから、微かなのは言わずもがな。「微かな月光です」と敢えて述べる必要性は薄いかなと。
ここはもっと読み手のイメージ力を信じてもいいのではないでしょうか。

そして気にされている季重なりですが、現状でもそこまで気になりませんよ。「霜」とある時点で明らかに寒々しい光景なので、冬の句なんだなと受け取るのは難しくありません。
ですので「白天の月光」という語句も、ギュッと縮めて「昼月(秋の季語らしいですが)」としちゃっていいと思います。
結構削れるので色々想像出来ます。

擬音で遊んでみてもいいと思います。
「霜降るや昼月きゆつと閉じ込めて」

あるいは場所を設定して具体性を持たせるなら
「昼月を閉じ込め軒の霜柱」

もしくは霜の色、姿を明確にする方向で
「昼月の白きを借りて霜柱」
とか。

以上はあくまで僕個人の考え方です。伝統的な作句を重んじる人なら、季重なりにもっと慎重かもしれません。
もしかしたら僕のこの考えもいずれ変わってくる事もあるかと思います。一意見としてお受け取り下さいませ。

点数: 1

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「白天の月光微か霜の降る」の批評

回答者 そうり

句の評価:
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イサクさま
よろしくお願いします。「鷹」の句のご鑑賞、ありがとうございます。御句、、、中七、、、真夜中なのか、明け方なのか、、、をオリジナリティーな表現で詠まれたらいかがでしょか?

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「白天の月光微か霜の降る」の批評

回答者 翔子

句の評価:
★★★★★

イサク様
今回は、送れたようです、お礼が遅れてごめんなさい🙇送れないと困るので簡単にします、ごめんなさい💦難しいです、私は季語を満杯にしてしまう方なので。答えにならずにごめんなさい🙇謝ってばかりですね💦

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「白天の月光微か霜の降る」の批評

回答者 翔子

句の評価:
★★★★★

イサク様
この間は失礼致しました。霜は地上側で凍るので降るではなく降りるというようです。雪は上空で凍るので(昇華)降るというようです。私は季語をなるべく入れるように頑張ってはおりますが、自分独自の俳句にどうしても執着してしまうところが有り、参考にならなくてすみません、イサク様のイサクは笑いという意味なのですね、アブラハムの息子なのですね、縁起の良い名前に感じます。

点数: 0

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