俳句添削道場(投句と批評)
イサクさんのランク: 師匠2271段 合計点: 6,930

イサクさんの俳句添削依頼

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人の句は人の子である時鳥

回答数 : 39

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手の甲にねぎの絵を描く二月尽

回答数 : 5

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征く雲の集める星や龍天に

回答数 : 45

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寒空の彼は飛行機か明星か

回答数 : 7

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いつ見ても濁る側溝寒雀

回答数 : 36

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イサクさんの添削

「退院の妻の迎へや冬うらら」の批評

添削した俳句: 退院の妻の迎へや冬うらら

こんにちは。

よかったですね。
まずは平穏な日常の取り戻すことを祈っております。

そして私個人としては、ご自身で推敲することでさらに気持ちの残る句を目指していただきたい気持ちがあります。なので、いつもどおりにコメントさせていただきます。

◆中七「妻の迎へ」の助詞「の」に、主格に見えてしまう誤読があるようです。
 つまり「退院の(夫を)妻が迎へ」る、という誤読ですね。

 両方の意味にとれてしまうのは、この句の場合損する形だと思います。
 誤読を回避して、「作者が妻【を】迎える」という意味を確定させたいです。

助詞「を」を補うか、あるいは中七の助詞を省略することで「退院の妻」を強く出してみます。

・退院の妻を迎ふる冬うらら
・退院の妻迎へけり冬うらら

ひとまずここまで。さらにご本人で推敲していただければ。

点数: 2

「十二月生まれを損と悔やむ孫」の批評

添削した俳句: 十二月生まれを損と悔やむ孫

こんにちは。

言いたいことを言うための句ですね、答えが全部入っています。

まず、
俳句という方法でこの内容を伝えるべきかどうか。
 俳句という方法を敢えて選ぶなら、全部を言う必要はなさそうです。

◆この句で言っているのは「十二月」ではなく「十二月生まれ」です。この内容は十二月でなくても言えるので、このままでは季語が弱くなっていると思います。
 「十二月に入ってから嘆く気持ちが強くなっている」という意味にとれるようにした方がいいですね。

「悔やむ」は不要でしょうね。「悔やむ」という感情は「自分の言行」に対してなのですが、実際本人が選べるわけではないので。しいて言えば「嘆く」でしょうか。

・誕生日を損と嘆いて十二月
・十二月生まれは損だ年の暮

点数: 4

「階段を急ぐ足音ポインセチア」の批評

添削した俳句: 階段を急ぐ足音ポインセチア

おはようございます。

◆下五「ポインセチア」の字余りは気になりにくい字余りです。気にしなくてよいと思います。
◆この句を見て「ポインセチアが歩いている」と思う人はいないでしょう。そちらの誤読の心配はないと思います。

◆ただし、この句を見て「ポインセチアを抱えている」と受け手が思うかどうか?
 私は「ポインセチアの鉢植えのある室内にいて、誰かが階段を急いで上ってくる足音が聞こえてくる」と受け取ります。
 コメントの通りの句意を必ず出したいならば、「抱える」などの言葉で映像を補助してあげる必要はありそうに感じます。

◆では一句目の「階段を抱へて急ぐポインセチア」はどうか。
 こちらは「抱へて急ぐ」という部分がやけに説明的に感じます。
 自分の行動を描写するのは難しく、えてして報告的・説明的になりがち。特に動詞で自分の行動を説明する際、説明感が強くなりやすいようです。

・「抱えくるポインセチアが顔隠す:本井 英」
・「靴音のポインセチアに来て止まる:佐保 美千子」
こちらの二句は、自分の行動の報告ではなく、客観的な描写表現としています(もしかしたら自分の行動だったかもしれませんが)。
先人の句は、こういう点を見習ってみるとよいかもしれません。

点数: 3

「遠声の漕ぐ君追わる思い炎ゆ」の批評

添削した俳句: 遠声の漕ぐ君追わる思い炎ゆ

こんにちは。
慈雨さんごめんなさい!
慈雨さんの説明で、仮名遣いと文語(古語)がごっちゃになってますよ!
横から訂正します、申し訳ないです

「追う」(終止形)(現代仮名遣い)
 ⇒旧仮名遣い(歴史的仮名遣い)ならば「追ふ」(終止形)
 口語でも文語(古語)でも「追ふ」(終止形)
 (口語と文語で、活用が変わりますが終止形は同じ)

口語・現代仮名「追われる」(終止形)は、「追う」+受け身の助動詞「れる」の複合語ですので、
 ⇒文語+旧仮名なら「追ふ」+受け身の助動詞「る」
 ⇒文語+旧仮名なら「追はる」(終止形)
 ⇒文語+現代仮名遣いなら「追わる」(終止形)★
 (連体形なら「追わるる」「追はるる」)

なので「追わる」という日本語は存在します(★マークのところ)

ただ、こちらの句で「追わる」という使い方が好ましいかどうか、というのは別の問題です。

一旦ここまで。

点数: 0

「お詫び」の批評

添削した俳句: お詫び

こんばんは。

どうも過去にこちらにいらっしゃった方のような書きっぷりですね。
私は、匿名で言いたいことだけ言う人間は好きではありませんので、
ああいう方の言うことは真に受けないようにしています。
(本名と俳号を使い分けるのとは訳が違います)

年数を言い出したら、ここでコメントできる人間がいなくなってしまうので、そこは言いっこなしではないかと。
その中には、初心者のうちしか言えないような芯を食った一言もありますし、逆に初心者の思い込みをコメントしたことがきっかけで訂正してもらえることもありますし、おおらかに見てほしいところですけどね・・
褒め合うコメントも有難いですけれども、厳しいコメントのありがたみもありますよ?

ネットマナーとしては、句と関係ない人格否定とか、暴言とか、逆に句についてのコメントに対して句と関係ない点で怒り出すとか、そういうのは勘弁ですけれども。

こま爺様に関しては、ご自身で反省すべき点がおありと思うのであればそれはそれで以後注意するとして、次のステップへ行けばよいのではないかと。

点数: 7

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