「小弓引き曲浮かびけりスリーナイン」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
ほぼ絶滅季語「小弓引」!びっくりしました。
◆小弓引きは「小さな弓を射って遊ぶこと・遊戯」という名詞の季語です。
上五、「小さな弓を引いて」という意味で使うなら季語の遊戯の意味で使っておらず、季語になりません。ある種の比喩ですね。
「パチンコ」の意味で使った場合は完全に比喩。季語の本来の意味や映像を無視しているので、その使い方はお勧めできません。
「小弓引き」という季語名詞として使ったなら、中七も「けり」で切れているので、三段切れですね。
◆スリーナインとカタカナで出てきて「銀河鉄道999」のことだとは思えませんでした。
仮に「銀河鉄道999」のことだと連想できたとして、マンガ・アニメや、それに類するイベントだとは思えると思いますが、「パチンコ」「曲」だとは思えませんでした。
仮に「曲」だと思えたとして、古いテレビアニメのオープニング(汽車は~闇を抜けて~)と、ゴダイゴの映画主題歌(さあ行くんだ、その顔を上げて~)と、それらのカバーと、いろいろありますね。
銀河鉄道999:https://www.uta-net.com/song/5551/
銀河鉄道999:https://www.uta-net.com/song/1630/
ちなみにスリーナイン=パチンコというのは常識なのでしょうか?だとしたら浅学で申し訳ありません。
季語「小弓引」で、弓を引いて何かを狙っている遊び。春の季語としては屋外で遊んでいる映像が浮かびます。おそらくですが、意図している意味に近づけるなら、季語を変えないと成立しないと思われます。
・○○○○○(五音季語)ご機嫌な曲聞こえるよう
点数: 3
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正式な曲名は「銀河鉄道999」ですが、判るでしょ?と言う感じです・・(^-^;)。
小弓引きは「小さな弓を射って遊ぶこと」だそうで、晩春の季語。小弓を引いた方がパチンコのレバーを想起すれば・・なのですが、パチンコしてなくても、ご機嫌な曲なのでこれはあり得るんじゃないのかなと・・