狂人の手記の批評
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狂人の手記(元記事)
15歳、中学生です。
いかに不安定な人間かを見せるのに注力しました。
以前とある小説合評会で出した作品になります。
芥川龍之介をリスペクトして書かせていただきました。
正気と狂気のはざまの世界を楽しんでいただけたらさいわいです。
狂人の手記の批評
投稿者 particle30 投稿日時: : 0
読みました。すらすら読めました。すこし不条理系を気取っていながらも、リズムを取ることを忘れていない、バランス感覚のある小説だと思いました。とても面白かったでした。多少文章が気になるところはありましたが、些細で、ここでお伝えしても揚げ足取りにしかならない程度のところです。
全体の構成として、こうした小説を書くときには、可能なら「最初に筋道を立てておく」か、もしくは、「最後に強烈なオチを持ってくる」かのどちらかを行うと、読みやすさ/面白さが向上すると思います。
「最初に筋道を立てておく」は、ご自身の中だけでも構いませんから、とにかくこの小説はこういうことを最後に語り切る小説なのだ、ということを決めてみて、そうしてもう一度最初から書いてみるとずっとずっと整理されると思います。こちらのほうが正攻法ですが、「最後に強烈なオチを持ってくる」ほうでも解決できます。文章のリズムの心地よさだけで読ませて、最後に爆弾を落として、読者を驚かせて終わりにする、というやり方で、この程度の短い作品ならそれでも十分成立します。よかったらどちらのやり方がお好みか、ほかの小説家の作品を読んで探っていくとよいのではと思います。
最後に、もし何か拘りがないのであれば、文章作法(段落の最初は一マスあける)は守ったほうが良いと思います。これが守られていないというだけでブラウザバックする人もいますし、あなたの小説を読んで面白がる人はどちらかというとそういう傾向のある人たちだと思うので。
二作目、三作目も期待しております。
良かった要素
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