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元記事:転生勇者の詐欺師ライフ~勘違いで詐欺師として転生した頭脳最強元勇者、チート詐欺スキルで悪者を騙してざまぁする~

こんにちは。

以前、こちらで小説批評をお願いした武井です。
前回とても参考になる意見をたくさん頂き、大変ありがとうございました。

新作を書きましたので、批評をお願いしたく、投稿致しました。完結済み、4万字程度です。
個人的には、前作よりは少し成長したかなぁと思う反面、色々と反省点も多かった作品です。
ぜひ皆さまのご批評を宜しくお願いします!
頂いたご意見は、次作へ反映させたいと思います。

~~個人的にイマイチかなぁと思った点~~
・設定を少し複雑にしすぎた?(特に主人公のスキル)
・主人公のスキルが発動するのが遅い?(第9話から本格発動。序盤に山場が欲しい)
・ラストがイマイチ?(完結後で評価ポイントが下がる。ブクマ減る)
・タイトルと内容が少しミスマッチ?

上記の回答(転生勇者の詐欺師ライフ~勘違いで詐欺師として転生した頭脳最強元勇者、チート詐欺スキルで悪者を騙してざまぁする~の批評)

投稿者 いーぴん : 1 投稿日時:

 最後まで読みました! 面白かったです!
 偏見かもしれませんが、ざまあ系って「チートスキルで下克上!」みたいな強さで敵を打ち負かすものが大半な印象があります。ですが御作では知略で敵をギャフンと言わせており、そこが他作品との差別化となっていて良いと感じました。主要キャラも、三人それぞれでキャラが立っていて良いですね。三人とも好きです。

 総評としては「細かいところに目を瞑れば十分に楽しめる」です。
 詐欺師スキルを十分に活かしたストーリーで、商売人のヒロインとの連携もワクワクさせてくれました。キャラクターも魅力的ですね。一方で肝心の詐欺師スキルがどういうものなのかが自分にはいまいち掴めず、それがせっかくの終盤での盛り上がりを阻害しているような気もします。以下そう感じた理由を述べていきます。

A詐欺師スキルについて
 作中では「a錬金術初級(お金を殖やすスキル。1MP=100ゴールド)」「b詐欺師の契約書(契約書にサインした相手は、その内容に反した行動ができなくなる。相手が契約内容を理解していなくても可。ただし契約内容を途中変更はできず、またその内容によってサインさせるハードルは上がる)」の二種類が出てきます。
 武井トシヒサ様のコメントでも>>設定を少し複雑にしすぎた?
 とありましたが、せっかくの面白いスキルを読者に伝えきれていないというか、個人的はこのスキル説明をもう少し詳しくして欲しかったかなと感じました。具体的に説明します。

A_1スキルa
「お金を殖やす詐欺の手口」と紹介されており、主人公はこのスキルに対して拒絶反応を示します。
 この世界の法律にもよりますが……詐欺って「相手を騙してお金とか物を奪う」、つまり「騙される側」がいて初めて成り立つものだというイメージが自分の中ではあります。なので「ただ自分のMPを消費するだけだったら詐欺じゃないんじゃ?」と思いました。(仮にできたのが偽札だとしても、詐欺とは違う罪に問われるのでは?)

 それと連動して「なぜ主人公はこんなに抵抗感を示しているんだろう」とも。
 自身のMPを代償として、より価値のあるゴールドを生成する……自分としては、そんなに悪いことなのかなぁと感じました。誰も不幸にしていないし、やってることは普通の錬金術(卑金属から金を作る)とあまり変わらないような気がします。

 どうしましょうね。でも価値観は人それぞれなので「主人公にとっては、労働の対価として得る金銭以外はすべて罪(=詐欺とする)である」と考えることもできますね。ですがその場合2話目であっさりスキルaを使っちゃう展開が足を引っ張ります。少女にパンを施すのは良しとしても、自分も食べちゃうのはアウトかなぁと。

 もし自分が手直しするなら、「この世界で王国の許可なく貨幣を創造することは国家反逆罪とみなされる」など、このスキルaを使うのがどのくらい悪いことなのかを明確にした上で、2話目は「罪に問われようが知ったことか。俺は目の前にいる少女を助けたいんだ!」と少女にのみパンを与える……という展開にします。

A_2スキルb
 一言でいうと「面白いけれど、長編向きのスキルだな」と感じました。
 こういういかようにも解釈できるスキルってめちゃくちゃ取り扱いが難しいですよねー。加えて連載漫画とかだと小出しに説明できても(「名前を書かれた人間は死ぬ」デスノートなど)、短編だと尺が足りない。それから
>>主人公のスキルが発動するのが遅い?~序盤に山場が欲しい
 とコメントにありましたが、自分の考えは少し違っていて、クライマックス(10-11話のざまあシーン)を意図通りに盛り上げるために、スキルbの能力行使シーンは入れるべきだと思いました。厳しい見方をすると、伝わってくる設定がふわっとしているせいで、せっかくの面白い知略戦までふわっとしてしまっているかなと感じます。

 挙げていくと、代償である「契約内容によってサインさせるハードルが上がる」という説明に、もう少し具体性があった方が分かりやすいかなと思いました。
「石ころ1000ゴールド」という例文はあるのですが、この例えだけでは「どんな状況下で、どの程度契約のハードルが上がるのか」という肝心な部分が掴みにくいと思いました。

 ここは「まずは己の能力を正確に把握するところから始めよう」として、少女と色々試してみるシーンを追加してみると良いかもしれませんね。
 例えば「貴方は○○を食べなければいけない」
○○が、契約者の嫌いな食べ物→すんなりサインする。
生理的嫌悪感を抱くもの(虫、糞など)→すんなりサインする。
腐った食べ物→サインを躊躇。「これは発酵食品だ」などと説得することでサインする。
金属→サインを躊躇。説得にも応じない。
結論:身体的被害の程度により、契約の難易度は上がる。精神的苦痛は考慮されない。(実際食べさせたらただの鬼畜になるので、鑑定スキルで見てもらうとか?)

 またクライマックスにてスキルbの詳細が何となく分かりますが、ちょっと読み取れなかった部分を。
「その内容(『サインすると、ミネルヴァ商会の全てを無条件で譲渡する』と契約書の裏に記載)じゃあ、ガウディはかたくなにサインしないだろうな。《詐欺師の契約書》は契約内容の負担に応じて、ハードルが上がるからな」
「だから、『支払いが滞れば』という条件付きにしたんだ。『支払いが滞るなんてありえない』って思っているヤツにとっては、そこまで抵抗感のある契約じゃない」
 と説明していますが、その理論でいくとミネルヴァ商会の権利と資産をそのまま譲渡するという条件にもサインしてくれなくなる気がします。("そのまま譲渡できる"とガウディは考えていることになるため)

「いや、本文で『ミネルヴァ商会の資産を売れないって条件に気づいてないからな』とあるので、契約者の読解力に関しては、契約のハードルが上がる条件(契約内容が分からなくても、スキルの効果によりサインのハードルが上がる)に加味されてないっぽい」
とは考えたのですが、その理論だとそもそも読み取ることすらできない外国語で契約書を作れば良くなるような気もします。

 同じ理由で無色透明のインクを使用したことがどれほどの効果を発揮しているのかが個人的に分かりにくかったです。見えてなくても結局サインを躊躇するなら、あんまり変わんないような……?

 たぶん、こんな疑問が出てくるのも、いーぴんがこのスキルbをいまいち理解しきれていないためだと思います。
「どんな条件で、どの程度契約しにくくなるのか」はこのスキルの要といえる部分です。この設定のままいくのであれば、明示してあげた方がより物語への没入感が高まるかと思います。

 でも短編には収まりそうにないですね……。うーん、もっとシンプルなスキルにするのも良いかもしれませんね。
「どんな契約内容でも強制的に守らせる」「契約書にサインさせると発動する」は残しておいて、「契約の際は、相手に音読させなければならない」という制限を追加するとか。音読させなきゃいけないから、見えない文字(小さいなど)や読めない文字(外国語)は使えないし、理不尽過ぎる契約はそもそも結んでくれないし……みたいな。思いつきのアイデアなので穴があるかもしれないですが、一例として(*^^*)

 大きなものはそのくらいです。あとはコメントを拾っていきますね。
>>ラストがイマイチ?
 読後感はむしろ良かったですよ。

>>タイトルと内容が少しミスマッチ?
 んー、「悪者をだましてざまぁする」という感じではなかったかもしれません。

 いーぴんとしては、ガウディってそんなに悪いやつには思えなかったかなぁと。憎めないキャラというか、コメディの色合いが強いキャラというのも相まって、「トムとジェリー」に出てくるトムみたいな印象を持ちました。
 こういうざまぁ系に出てくる悪者って、もっと救いのないキャラが多い気がします。例えば「父のコネクションを利用して、裏で薬物を取り扱っている」とか「奴隷商売に手を出している」とか……。

 ガウディがしたことは「商会乗っ取り」「傘下の商店からの搾取」ですよね。前者に関しては「こんなにガバガバ運営だったなら、ガウディじゃなくても他の誰かに乗っ取られてただろうなぁ」と、後者に関しては「トップの運営方針に従えないなら出ていけばいいだけでは?(実際に出ていった商店もたくさんあるし)」というのが率直な第一印象でした。(なんかめっちゃ冷めてるみたいですが、この時点ではまだミウちゃんのことよく知らないので(・ω・`))
 つまり第一印象がそれほど悪くなく、後もコミカルなやられ役という感じだったので、あまり悪者って印象は持ちませんでした。

「じゃあこのキャラは悪者として良くないのか」というとそんなことはないです。確かにざまぁ路線とはずれてくるかもしれませんが、先程述べたトムとジェリー路線でもアリだと思います。(いーぴんはこっちの方が好きです(笑))あまりゲスにし過ぎるとラストで和解させられませんしね。
 タイトルは……検索にかかりやすくするため「ざまぁ」は残しておきたいので「転生勇者の詐欺師ライフ~最弱詐欺師×最弱商売人=最強チート!?うっかり詐欺師にされた元勇者、追放された獣人少女とタッグ組んで下克上ざまぁしてやんよ!」とかどうでしょう(⁎˃ᴗ˂⁎)
 執筆頑張って下さい!

良かった要素

キャラクター 設定 文章 オリジナリティ

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目的:プロになりたい!

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 転生勇者の詐欺師ライフ~勘違いで詐欺師として転生した頭脳最強元勇者、チート詐欺スキルで悪者を騙してざまぁする~

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元記事:僕と幼なじみとそれから……

エブリスタのファンタジーコンテストの応募作ですが、ファンタジー要素はあまりありません。
自分の中では、結構上手く書けたと思うのですが、自己完結していないか不安です。お手柔らかにご批評賜りたいです。

上記の回答(僕と幼なじみとそれから……の批評)

投稿者 エンピーツ : 0 投稿日時:

最後まで読みました。文章も読みやすく、スラスラ読めて良かったです。女の正体が気になり、ラストまで行けました。女の正体が分かった後も、最後に捻った展開があり、良かったです。

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https://estar.jp/novels/25651939

要望 : 長所を教えてください! スレッド: 僕と幼なじみとそれから……

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元記事:試作

「私のヒロインは世界一可愛いんだ。私のヒロインは世界一めんどくさくてリアリストなフリをしたロマンチストなんだ。汚い世界の中で散々汚いことをやってきたくせに、それでもたった一欠片の本物を探しているんだ。可愛いんだ。死ぬほど可愛いんだ。主人公と相棒を男ににしたけど正直に言っていいか?性転換してえ」という気持ちで書いています。
面白いかどうかは別として、情報がすんなり入ってくるか、読み辛くないかを重点的にチェックしてほしいです。

上記の回答(試作の批評)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

情報がすんなり入ってくるか、で言うと『紅い朱』(ぐろいあか)とか『電子端末』(スマホ)『空虚』(うつろ)は普通に読みにくいです。
あと、主人公が銀髪君を助けるシーン、主人公が焦って口調を崩していることはわかりますがそのことを地の分で書くなり、もっと派手に崩すなりしないと銀髪君との区別が難しいかもです。
あと、鬱陶しいと思われるかもですが『快復』を使う場合、大概は『平常に戻った』ことを指します。『快復力』はあまり使わないかも。
鬱陶しいシリーズ其の2.『病院が直してくれてる』もすこし「ん?」ってなります。
妹ちゃんが来るシーン、『倒れたら』が唐突過ぎる気もします。もう少し息を切らせている旨の描写が欲しい。
あと、「いやいや。是非させてくれ。このままじゃアタシの気が済まないからさ」というセリフ、数行前の人懐っこいという描写に反して妙に姐御っぽくキャラがぶれているようにも思えてしまいます。
それが伏線ならいいのですが、銀髪君がオクトで、メカが八号機だと紛らわしいです。
一分に百万発撃てるを、主人公がすぐ理解できるのが少し不思議です。
『講和をしよう』だと、議論が終わって調印する、の時点のことになってしまいます
「はやく」が続く直前に「するどく」が入るのは少しテンポが悪いかも?三音の言葉ならいいのですが……。
主人公が覚悟決める流れはスピーディーでもいいと思うのですが、どう考えても銀髪君に巻き込まれて死にかけたのに、ここまで感謝するか、という違和感。

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https://kakuyomu.jp/shared_drafts/Gy32saN2krrVX8Pr8jPJGAr4TYvhHA6y

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 試作

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元記事:青春女の自転車部(仮)

こんばんは。
あれから7話書きましたが読んでくれる人が居なくて感想や全然ダメだとかいってくれる人が居ません。
現代のラノベは読まれないのか、私がダメすぎるのか教えてください。よろしくお願いいたします。

上記の回答(青春女の自転車部(仮)の批評)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

い、いちおう「ギャグ路線で試合はゆるーくいっちゃったら?」と言った責任を感じて覗き見しに来たhexaです。

私が最初に見せてもらったのは「告白」のあたりだったけど、この時点で既にギャグ全開だったので「この路線から急にシリアス試合がっつりはちょっと急激変化すぎるのでは……」と思ってギャグ路線強めを推してみましたが、シリアスに移行したいということでしたら少しずつ日常パートと試合パートの比率を変えていってはどうか、と思っています。試合の度に少しずつ試合の描写量が増えていくような感じで。

最近は「ああ、進んでるじゃん。下手に私が声かけないほうがいいかな」と思ってあえて放置させていただいておりましたが、久しぶりに見たら下ネタが予想以上にフルスロットル状態でちょっとびっくりしました……人数増えて賑やかになりましたね、意外と下ネタを無理やりねじ込まなくてもこの賑やかさだけでも楽しめるかもしれない、と思いました。ネタ捻りだすのがきつければ無理しなくても大丈夫かも。

あと、ポコさんの作業環境的にけっこう大変なのは伺ってはいるけれど、主人公の名前変更の直し忘れとか時おり見かけるので、また2年目の終わりとかきりのいいときに見直してみては、と思います。描写量のバランスは終わってから調節するという手もあるので、とりあえず書き続けるのも大事ではと。頑張ってください。

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https://ncode.syosetu.com/n8184eu/

要望 : 長所を教えてください! スレッド: 青春女の自転車部(仮)

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