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君との幸せ第4話 全8話で完結

君との幸せの第4話

作者 むりんぺ 得点 : 0 投稿日時:


顔を上げるとそこにはいつも笑顔の彼女が泣いていた。
「私っゔゔっもう駄目なのかと思ってたっありがとう!!好きだよっ!」
彼女は見たことないように顔をベチャベチャにして泣いていた。その言葉に僕は
「僕も好きだよ」
今まで言ったこともないセリフを今言ったのだった。
「君が退院したらまた学校で、、会おうね」
そう言ってずっと泣きながら頷いていた彼女をあとにして家に帰った。彼女と言っても二年で終わりだがその僕にとっての二年だけは、彼女にとっては残りの大事な二年間なのだ。僕はこれから彼女と彼女の残りの人生を二人で過ごすことを決めた。それは彼女も同じ考えだった。

「おい!お前どうなった、、、」
朝のホームルームが終わったときに学校では話したことのなかった山田翔に話しかけられた。
「無事、、付き合えたよ。ありがとう」
お礼を伝えたほうが良かったのか良くないのかはわからないが一応だ。それを聞いた彼は絶望した顔でこっちを見ていた。
「くっそー!俺の片思いが今消え去ったぁー!」
彼は結構な時間彼女に思いを寄せていたらしい。
「ねぇあのさ僕があの人と付き合っていること他の人には言わないでほしいんだけどいいかな?」
僕が一応のため言っておくと、
「黙ってるに決まっているだろ!もしそれが広まったらお前に嫌がらせとかが始まるかもしれないんだぞ!!そこは言わないから安心してくれ」
思っていた返答と真逆だった。彼はもしかしたらすごい優しい人なのかもしれない。
「おっはよぉー」
そこに一人元気な声が振ってきた。聞き慣れた声だ。それは彼女だった。彼女が教室に入ってきた瞬間教室は一気に騒がしくなった。
「神埼!遅刻だぞー」
担任の先生が叱った。それに彼女は、
「まぁまぁいいじゃないですか!来たんですから!!」
いつもの動揺もない笑顔に先生は負けた。それをみて僕は笑顔はすごいと思った。
「あっじゃあな俺は神埼と話してくるからっ!」
僕の机の前にいた彼は急いで彼女の近くへと行った。そしていつものように授業を終え、放課後久しぶりに図書館へ来た。そこには彼女の姿があった。
「相変わらず図書館の約束だけは僕より早くつくんだね」
僕が話しかけると彼女はパッとこっちを向き少しむっとした顔で
「君はいちいち嫌味を言うね!!」
「別に嫌味という意味で言ったわけじゃないけどね」
そして、僕は図書館の椅子に腰を掛けた。
「ねぇ君は星空は好きかい?」
急に変な質問をしてきた。まぁいつものことなんだけれども。
「まぁ好きか嫌いだったら、、好きだね。」
別に星は嫌いじゃない。プラネタリウムにたまに一人で行くくらいの感情だけど、、。
「それがどうしたの?」
「あのさっ!冬休み二人で旅行に行かない!?」
それを言った彼女の顔は少し赤かった。旅行か、、、二人で、、二人で?
「えっ!?」
初めてこんな大声を出してしまった。いくら彼女の要望でも高校生の男女が二人で旅行はちょっと、、母にもどう言おうか、、、
「フッフッフっ君のお母さんには最初っから許可はもらっているよ、、!それに私のわがままは聞いてくれるって言ったよね、、?」
『_______私のわがまま全部聞いてくれるの!?』『ああ。全部かはわからないけど、、』確かに、、言ったな、、、母から許可が得ているならまぁ大丈夫だ。
「わかったよ。でも君の家族は大丈夫なの?」
僕が大丈夫だとしても、彼女の家族が駄目じゃなにか彼女にあってからだと行くことはできない。
「そこんところは全部大丈夫だよっ!家族にも許可はもらったし、先生にも許可はもらいましたぁっ!!」
「それならよかった」
二人で旅行_______。なんかすごい心配だ。県外に行くのも初めてだし、泊まりも初めてだ。
「やったぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!君と泊まりなんて緊張するね〜」
「ちなみにどこに行くの?」
場所が気になる。ここは京都だ。一体どこに行くのか。
「沖縄だよ!冬の星空!!沖縄めっちゃきれいなんだって〜!!」
だからさっき星のことを聞いてきたのか。沖縄か、、、初めてだな。
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作者コメント

では改めて自己紹介します!
卓球部所属!中学一年の女子です。
趣味はアニメ、漫画を見ること!
将来は声優になるのが夢です!!!
この「君との幸せ」は私の今まで作ってきた作品で最高傑作です。ぜひ最後まで読んでください!!!!!!!!

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